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北欧にいた人 感性や思考の整理、記録など

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フィンランドで見つめた、幸せと豊かさ

自分の幸せは、自分で決めたいとずっと思って生きてきた。 社会や他人によって決められた、見えない基準によって私の幸せを定義されてたまるか、と思っていた。 他者と比較して、自分が幸せか、豊かかどうか決めるだなんて寂しいことだと感じていた。 ”世界一幸せな国”、フィンランドに留学して、今月で10ヶ月になる。 幸福度ランキング第1位の国(余談。この話題を出すとフィンランド人は大体冗談や笑いにする)で暮らす中で、私も私なりに、幸せとか豊かさってなんだろうって、この1年いろいろ考えた。

    • 追憶は甘くほろ苦く ショパンを訪ねてワルシャワへ

      昔から興味や関心が及ぶ範囲が広いほうだ。 良くいえば好奇心が旺盛なんだけど、 短所でいうと飽き性で、ひとつのことがあまり長く続かない。 両親もそんな私の性格を見抜いていたのか何なのか、いろんな習い事を手当り次第やってみたいと常にねだっていた私はなだめられ、唯一10年間続けた習い事はピアノだった。 前回パリに行った時の記事でも書いたけど、 小学生時のわたしはクラシック音楽に傾倒していた。 そのなかでも大好きだったのがショパンで、 小学校で配られた通信の本の販売(名称が分から

      • 20歳、パリで感じた美学と美意識、人生観。

        パリといえば、 優れたデザイナーにより多くのラグジュアリーブランドが生を享けた街であり、 フランスといえば、 香水大国としても知られている。 今回の約11日間の滞在だけでも、自分のこれまでの価値観とは違うもの、自分にない美学や美意識を見出した。 感動するほどおしゃれなマダムたち、熟成した美味しいワインみたいになりたいわたし一番印象的だったのが、街ゆく人々のおしゃれさ。 パリだから自分も意識しすぎているのかも、と思ったけど、それでもみんな洗練されてて素敵だった。。 特にマダ

        • 憧れは冷やして食べるのがいちばん

          先日、偶然にもこの諺の存在を知った。 なんとも深みのある面白い諺だなあと思ったのだけど、今、10年間憧れ続けたパリにきた私は、「憧れ」という感情にも似たことが言えるかもしれない、と感じた。 "憧れ"も冷やして食べるのがいちばん? 小学生の頃、ピアノを習い始めたことがきっかけで、クラシック音楽の世界に興味を持ち始めたわたし。10歳の頃の私が傾倒していたものは、のだめカンタービレとショパン。当時、精神的な理由から学校を少し休みがちで、生きていることがすごく苦しくて、この世から

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        フィンランドで見つめた、幸せと豊かさ

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          【北欧留学】優しさが人の心に沁みるとき

          長く厳しい北欧の冬も、そろそろ終わりに差し掛かったあたりか。 午前9時すぎになってようやく明るくなったと思いきや、午後3時すぎにはすっかり暗くなる。冬季うつ対策のため、ビタミンD剤を服用する。晴れの日は月に3日ほど。雪があると視界が明るくなるから、起きて雪が積もってたら少し嬉しい。そんな日々がまるで嘘だったかのように、最近は温度も0度を上回ることがほとんどで、雪を見ることもだんだんと減り、嬉しいことに太陽もどんどん姿を現してくれるようになった。晴れているだけで涙ぐむ日々が来る

          【北欧留学】優しさが人の心に沁みるとき

          わたしが大好きなNCT DREAMの楽曲たち

          NCTの楽曲に魅せられて2020の活動を通して出会って以来、わたしのプレイリストに次々と追加されていくNCTの楽曲たち。ふと、そのNCTにはまるまでの経緯を先日振り返ってみたところ、そもそもグループの存在自体は知っていて、有名な楽曲やアルバム(たしか127のNeo Zone)を聴いて「いいなぁ、NCT」と感じていたことを思い出しました。それから私生活で多忙を極めたりなどしていたためK-POP自体を追わなくなりましたが、生活が落ち着いたころにまた聴いてみるか、とapple mu

          わたしが大好きなNCT DREAMの楽曲たち