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#Foomon
Yesterdayオリジナル スコア
Yesterdayのためにマーティンとポールが書いたとされる楽譜を鳴らしてみました。
https://youtu.be/A2NqdrPJQkE
実際のレコードとは微妙に違うので、この後に手直しされているようです。
番外編 『GET BACK』から『LET IT BE』へ
これは今夏に確かめたい仮説です。
史実を時系列で詰めて行くと、「69/12/5 ローリングストーンズがアルバム『LET IT BLEED』をリリース」がとても興味深いタイミングなのが分かります。
グリン・ジョンズが11月まで関わっていた同アルバムが、ビートルズの映画タイトル変更(『GET BACK』⇒『LET IT BE』)に影響した可能性は高そうに思えます。
何と言っても前タイトル曲Get
30.69年9月、ビートルズの解散が伏せられた理由は?
ビートルズの最後の1年間の重要人物にアレン・クライン(Allen Klein)がいます。楽曲制作に直接関与することはありませんでしたが、ビジネスマネージャーとしてリリース物をコントロールすることになります。
クラインはゲットバックセッションが行われていた1月下旬に登場しています。
グリン・ジョンズによると、ミーティングでジョンがクラインをマネージャーとする事を提案したのが始まりです。この時、ポー
29.ジョンの演奏をこっそりと直すマーティン
最初にジョン&ポールとマーティンの不思議な関係から触れます。これをどの程度「傾向」と捉えて良いのか分かりませんが、以下のような事例があります。
64年冬、Can't Buy Me LoveのサビからAメロに移る箇所のコードはマーティンが変更しました。
現代では誰でも知っているⅡm - Ⅴ - Ⅰ の進行ですが、当時のジョンとポールは理論に疎かった様子を窺わせます。
この時は師であるマーティンが作
28.グリン・ジョンズのアルバム『GET BACK』がボツになった時期は?
ゲットバックセッションでは大量のオールディーズが録音されていますが、これは他のアルバムセッションでも普通に行われていた制作風景と思われます。
撮影は1月に完了したものの、実質的な完成品は10曲ほどしかなくアルバム制作には曲不足でした。
グリン・ジョンズはアップルスタジオでの録音分でアルバムを作る事を提案しますが、ビートルズは新曲を追加する選択します。この結果2月〜4月にかけてレコーディングは継続
27.シングルGet Backを制作したのは誰?
今年の話題、ゲットバックセッションですが、情報があやふやなのが難点となっています。その主たる原因は記録の整備されているアビイロードを離れて作業した事です。
マーク・ルウィソーン氏はEMIの収支資料からレコーディング過程を掴もうとしたようです。
現在判明している情報の大半はブートレッグを根拠としています。それをどの程度信用するかは各自の判断ですが、少なくとも今夏にはオフィシャル情報が提供される事に
26.誰のためのBirthday?
68年9月18日、スタジオに一番乗りしていたポールはBirthdayのリフを弾いており、全員が揃うとその場で曲を書いてバッキング・トラックを録り終えました。
一旦、ポール宅に移動して映画を観て、戻ってきてから曲を仕上げたと言うのが公式情報です。
この時期に誕生日が一番近いのはジョンの10月9日ですが、ポールは「特に誰かの誕生日だったかどうかは思い出せない。」と語っています。一方でジョンは「50年
25.ホワイトアルバム収録曲の中で、曲の冒頭部分を後ろに繋いでエンディングにしたのはYer Blues と何?
Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
この答えを出してもらうには「ビートルズで一番長い曲名は?」とする方が一般的で分かりやすいナゾナゾだと思います。
当初はFor(“Everybody's Got Something To Hide Except For Me And My Monkey”)が入っていたのでもっと長かった
24.Revolution vs Ob-La-Di, Ob-La-Da ジョンとポールのスピードアップ合戦、結末は?
Revolutionネタ3部作の完結編はシングルまでの紆余曲折です。
68年7月(?)のミュージックライフ誌が「ビートルズの新曲は『リヴォルーション』」と予告しています。
時期的にはRevolution 1だった可能性が高く、同時期(7月上旬)のB面候補となるとOb-La-Di, Ob-La-Daくらいでしょう。
リメイクを繰り返したOb-La-Di, Ob-La-Daですが、7/9にようやく
23.聴きたくないけどみんな大好きRevolution 9
「ベーシックトラックを使わなかった曲は?」と訊いたら突然難問になってしまいます。これもまた2年前に明らかになったばかりの事実です。
最初に知った情報こそ自分にとっての真実であり、高が音楽に真相はどうでも良くて楽しめたら充分、と考えるのは自然です。現代人は他にも考えなければならない事がたくさんあるのですから。
それでも面白さを使えたい、となるのがこの曲です。特にアーティスト志望の人には参考になるで
22.モノバージョンを作らなかった最初の曲は?
Revolutionはジョンがシングルリリースを目論んだ曲です。当然シングル用のモノバージョンが必要となりますが、史実はそうなっていません。
それを解説する前に3種類あるバージョンを整理しておきます。
ジョンはイーシャーデモとして録音した中でRevolutionをベストソングと考えていました。この曲をメッセージソングとしてリリースするためにスローテンポで演奏したのがRevolution 1です
21.インドで作った曲が中心のホワイトアルバムなのにインド音楽が影を潜めた理由は?
インド音楽そのものと言えるThe Inner Lightのレコーディングを終えてインドに行ったにも関わらず、帰国後は全く封印してしまいました。
ホワイトアルバムを初めて聴いた時の疑問がコレでした。恐らく誰しも同じではないかと思いますが、不思議とビートルズ関連本には答えがありません。唯一の記述はジョージの自伝『I ME MINE』に掲載されています。
ジョージにはインドに2人の師がいました。一人
20.Blue Jay Way のステレオバージョンに使われている効果音の正体は?
余程のファンでも避けて通るBlue Jay Wayですが、だからこそ生じたと思われるミックス違いがあります。
そしてこれが「ビートルズが初めてステレオを重視した曲」でもあります。
この面白さを伝える事ができれば、スキップすることなく、より多くの人に興味を持って聴いて頂けるでしょう。
ステレオには、モノに含まれない効果音が加えられているのは一聴して分かると思います(興味を持って聴けば)。
モノ
19.ANTHOLOGY にも収録されたYour Mother Should Know のリメイクの目的は?
Your Mother Should Knowは一旦はレコーディングが完了したものも、一ヶ月後にリメイク(『ANTHOLOGY 2』)し、再び最初の録音に戻って完成させています。
ただし、「マーチ風にリメイクしてみたけどダメだった」という程度の認識でそれ以上の追求はされていません。
ところが、事実を集めて辻褄を合わせていくだけでも流れは掴めるもので、リメイクバージョンは正にこの手法で理解できま