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私が今もデパートに行く理由

こんにちは、ファッションコンサルタントのmicoです。

突然ですが、デパートって行きますか?

私は好きで良く行きます。仕事やプライベートで新宿や銀座に行く時は必ずというほど寄るし、家の近くにも大きな店舗があるので、私の生活の色々がデパートに支えられています。今の時代マイノリティかもしれません。洋服やコスメも見ますが、一番お世話になっているのはデパ地下やレストランですけどね😋

デパートに馴染みがあるかないかは、世代によってもさまざまだと思います。私は1980年生まれ、ギリギリのデパート世代でしょうか?特に母がデパートが大好きで子供の頃からデパートっ子だった影響で、お出かけ=デパート=楽しい!いうように、小さい頃のデパートでの楽しい思い出が私の人生を彩ってきました。

そんな楽しい思い出を胸に、某デパートに新卒で入社。お世話になったそのデパートは4年で退社しましたが、その後のブランドMD(バイヤー)時代もずっとデパートとは仕事で縁があり、共に成長してきたといっても過言ではありません。

だからデパートは、私にとってはホームみたいな場所なんです。

ショッピングモールやECの台頭、洋服も家具も安くてそこそこおしゃれなものが簡単に手に入る時代になり、デパートは時代に取り残されたような存在になりました。裏側を少し知ってしまっている身としては、その状況は仕方ないのかも、、と思う部分はありますが、私のホームが苦しんでいるのは切ない!

子供の頃の楽しい思い出や、長年の仕事での縁でかなりひいき目にみているとしても、なぜ今も私はデパートに行くのか、と考えました。それはデパートには

「安心感」があるから

ではないかと思います。

安心して、落ち着いてお買い物や食事が楽しめる

でもそこまで敷居が高すぎない

家族とちょっと食事に行く時、デパートを選ぶ事が多いのは、安心して落ち着いて食事を楽しみたいから。ギフトが必要な時も、自分の目で見て落ち着いて選べるし、見慣れた包装紙で素敵に包んでもらえると安心感があるんです。

デパートだから「高級」な品揃え、何でも「高級」志向にしていこう、という考え方は個人的には違うと思っていて。

安心感がある品物、安心してお買い物ができる環境とサービスを提供するから必然的に高級になっている、と考えています。

新しさ」や「便利さ」よりも、お客様のエモーショナルな部分に寄り添う、安心感のあるサービスや品揃えがこれからのデパートに最も重要なのではないかな。

どうか10年後も20年後も、安心し、落ち着いてお買い物ができる場所であり続けてほしいです。


★写真はパリの老舗デパート、ボンマルシェ。クリスマスシーズンで素敵だったなあ〜

デパートつながりでお知らせです。有楽町の阪急メンズ東京でパーソナルなコンサルティングサービスが始まりました。私は男性向けのイメージコンサルティングやパーソナルスタイリングを担当します。ご興味ある方はのぞいてみてくださいね。
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