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ルクセンブルクで見つけた美味しいもの#1 「Amer PICON」

ルクセンブルクに来て、私にとって一番楽しいのはスーパーにいる時間だといっても過言ではありません。日本にないものばかりなので、食べることが大好きな私は色々と試して楽しんでいます。

その中で最近買ってみて私がリピートしたいと思ったものや、こちらで知ってハマっているものを挙げていこうというシリーズです。(シリーズ続かなかったらごめんなさい。。)

それすごい有名だけど?とか、日本でも買えるよーとかいうものもあるかもしれません。
こういう食べ方飲み方すると美味しいよー!などもあれば教えていただけたら嬉しいです。

ほんのりビターでオレンジの香りが漂うリキュール『Amer PICON』

今回はこちらでよく飲まれているというお酒です。
ルクセンブルクに来てすぐの頃にルクセンブルク人の方に頂き、その時からハマって毎週末飲んでいるのでそちらをご紹介します。

フランス生まれのAmer PICONというリキュールがあります。
(このシリーズ1回目の投稿なのにルクセンブルクのものじゃなくてすみません。笑)
多分日本でもお酒が好きな方はご存知なのではないかと思います。

飲み方としてはビールで割って飲むのが一般的だそうで、ルクセンブルクのレストランに行くとメニュー表のビールの欄に必ずと言っていいほど「Picon Biere(ピコンビール)」と書いてあります。
フランスの北部、ベルギー、ルクセンブルク、スイスなどでよく飲まれており、元々は食前酒として広く知られていたようです。

リキュール自体はオレンジの豊かな香りの中に薬草のほろ苦さを感じるような味わいです。

薬草と聞くと、香りが強そうに感じるかもしれませんが、これはそれ以上にオレンジの甘いいい香りがして、でも甘過ぎず程よい苦みがあり飲みやすいです。

ビールで割るのが一般的と書きましたが、私は炭酸水で割ったり、オレンジジュースで割ったりもしています。
シャンディーガフが好きな人は好きなんじゃないかな〜と思ったり。


せっかくなのでPICONについて少し調べてみました。

原産国       フランス(工場はイタリアにあるようです)

原材料       オレンジピール、ゲンチアナ(リンドウ根)、
          キナ(アカネ科薬用樹木)

アルコール度数   18度

歴史
フランス陸軍の軍人としてアルジェリアに派遣された「ガエタン・ピコン」という人物が、現地の薬草に興味をもち、退役後の1837年に製造したのが始まり。
1837年に初めのPICONが製造される。
その後、買収や合併を繰り返しているようで、上の写真はベルギーの「DIAGEO(ディアジオ)」という社名が入っているが、2022年に有名なリキュールであるCAMPARIを製造するカンパリグループにPICONブランドを売却した模様。

約200年もの歴史があるのですね。
甘さと苦さのバランスが絶妙でクセになる味なので、長く愛されているのも納得です。


今回はルクセンブルクで親しまれているお酒を紹介しました。

日本でも手に入るようなので、日本にいる皆さんもビールを飲まれる際には試されてみてはいかがでしょうか?


また随時更新します😌


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