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復職に向けて準備していたことについて

こんにちは。
今日は、『復職前の準備』について質問をいただいたので、そのお返事です。

質問いただいた日:2022/2/27

質問

復職に向けて準備していたことはありますか?

回答

ご質問ありがとうございます😌

はい、あります!

「メンタルを保つための対処法をいくつか探した」「自分にあっている働き方を探した」ですね。
復職前はとにかく、再発防止のことだけ考えてました。

1つ目の「メンタルを保つための対処法をいくつか探した」理由は、これがないと復職できる気にいつまでもなれなさそうだったからです。

実は、今回のメンタル疾患はおそらく私にとって2回目で、1回目の時、その環境から逃げるように転職しました。その後、また数年経って2つ目の職場でメンタル疾患になり、これは環境要因だけではなさそうだな…と思いました。療養してから戻ってもまた、短期で再発するだろうなと。
もちろん環境要因もあると思っているのですが、自己要因(性格によるもの)も否めませんでした。

なので、自分の思考パターン(特に、どうやって不安に陥っているのか、いつ不安になりやすいのか等)を自己観察して整理し、メンタルを「落とさない対処法」と「落ちたあとの対処法」を考えたりしてみていました。

2つ目の「自分にあっている働き方を探した」理由は、まさしく転職活動する時にどこを選んでいいのか判断できるようにするためです。
これまでの延長線上で類似の仕事を探して問題ないのか、何が自分のストレス要因になっていてメンタル疾患に陥るのかがわかっていませんでした。
私の場合は先程書いたとおり、自己要因もありそうでしたので、2つ目もこれを機会に整理することにしました。
結果論ではありますが、2つ目があると志望動機が言いやすくて助かったという嬉しい誤算もありました。

同じメンタル疾患一つ取っても、休職期間や処方が人それぞれなのと同じく、再発防止のための対処法も人それぞれなので、先人の体験談は参考にしつつ(=参考にしかせず)、自分に合う対処法を選び取っていくか、編み出すしかないなと思ってはじめました。

例えば、筋トレいいよってオススメされるけど、私には続ける忍耐も体力もないのでできそうに思えない。でもそれが、うまく続けられる人もいる。だからといって自分に無理をさせたり、なぜ自分は続けられないのかと悲観する必要はなくて、それに変わる「自分ができる取り組み」を探せばいいので。

結果的に、身体を回復させるのに6ヶ月、自己分析に2ヶ月、転職活動1ヶ月、という内訳でした。

考えたり振り返りをする行為って、体力やメンタルを消費するので、やる気や元気がある日しかやらないようにしていました。
とにかく休んでいるときは、焦ったり、無理しないのが一番大事…! 余裕があるときだけ考えてみる。そんな感じで過ごすことをおすすめします🙂

もしどなたかの参考になれば幸いです🙏

ーーー
(一部、再編しました。)

あらためまして、ありがとうございました。

こちらの返信は昨年の2月にしていたのですが、ちょうど復職して1ヶ月目。すごく毎日ドキドキしていた時期だったなと思います。
自分の体調や精神の不安に加え、会社の同僚や上司に失望されないかなという心配もあったのを覚えています。

そして今日。
あの時から約1年経ち、無理せず続けられている自分がいます。

この一年間大事にしたことは、とにかく無理に働かないこと。
自分に嘘をつかない。気分が浮かないときや、体調が悪いと感じたときは、熱がなくても、身体が動いてくれたとしても、休む。
忙しくなったら早めに調整や相談を心がけて、残業をしない。
毎日100%じゃなくて大丈夫、と自分に言い聞かせて、働き方をセーブするようにして過ごしました。

もちろん、全く残業しなかったわけではありませんが、それでも月の残業は一桁に抑えることができました。3年前の80時間とは大違いです。

復職に向けた準備は、再発防止への取り組みもですが、加えて復職してからも毎日「無理しない」を積み重ねる心づもりを持っておくことも、大事だったなと思いました。


ではでは👋

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