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あなたの会社は大丈夫⁉️ グリーンウォッシュを意識しない企業は淘汰される。

あなたの会社は、グリーンウォッシュ対策は、万全ですか❓何それと思った方は、本文で確かめて下さいね。今からでも、遅くはありません。

最近、よく見かける環境広告

先日から、イギリスのグラスゴーでは、COP26が開催され、二酸化炭素の削減について、各国の熱い議論が繰り広げられています。

2015年に発行されたSDGs(Sustainable Development Goals)が、日本でも漸く浸透して来ました。

最近は、「エコ」「地球にやさしい」「省エネ」「ナチュラル」「認定済」等々、商品が如何に環境に配慮しているかをアピールする広告をよく見かけます。

また、商品の背景が「河原」「地球」「風力発電」「海岸」「森林」だと、何もアピールしなくても、なんだか環境に配慮した商品のように錯覚してしまいますね。

日本は環境に配慮した商品が溢れている!?

環境配慮をアピールしたりイメージした広告を行っている商品には、もちろん、きちんと環境負荷に配慮した作られた商品はいっぱいあります。

一方で、環境対応の実態を正しく伝えず、消費者に誤解を与える商品もあるのではないでしょうか。

見せかけのエコ

皆さんは、「グリーンウォッシュ」という言葉をご存じですか?英語では「Green Washing」

「ホワイトウォッシュ」は、汚れた壁に白いペンキを塗るという意味です。また、「グリーン」は、環境やエコを意味する言葉です。

即ち、「グリーンウォッシュ」とは、「見せかけのエコ」を表す造語です。つまり、一見、環境に配慮しているように見せかけて、実態はそうではなく、環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを言います。

最近は、「SDGsウォッシュ」という言葉も耳にするようになって来ました。

グリーンウォッシュの事例

消費者は、商品を買う時、「グリーンウォッシュ」かどうか判断しなければいけませんし、メーカーは、「グリーンウォッシュ」にならないように、十分注意を払う必要があります。

そこで、グリーンウォッシュの事例を3つ紹介します。

【事例1】

ハンバーガーチェーン

エコを連想させる色を使用することで、環境に配慮したチェーンだというイメージを与えている。

【事例2】

オムツメーカー

・いかにも、商品全体がピュアでナチュラルだというイメージを与えている。

【事例3】

自動車メーカー

・商品名が如何にも環境に配慮しているようなイメージを与えている。

グリーンウォッシュにどう対応したらいいの?

グリーンウォッシュには、以下の10個のサインがあると言われています(以下のURL参照)。

http://www.bsr.org/reports/Understanding%20_Preventing_Greenwash.pdf

  1. あいまいな言葉
  2. 開発、販売した企業が、実は裏で環境破壊
  3. 環境配慮のイメージを連想させる写真・絵
  4. 不適切な主張・強調
  5. 業界ナンバー1という主張
  6. 内容に信頼性がない
  7. わかりにくい表現
  8. 独自に第三者のお墨付きを作りだす
  9. 証拠がない
10. あからさまなウソ

商品を買う時、または、商品の広告をする時は、この10個のサインを見逃さないようにしましょう。

グリーンウォッシュにならないためにできること

10個のサインを全て確認するのは、大変ですから、広告する時に注意すべきことを3つ挙げます。

1. 環境にいいアピールをする前に自社の環境への影響を把握し、記録に残す。

2. 広告等を使ってアピールする時は、第三者の専門家に確認する。

3. 事実を誇張することなく、適切な表現を使う。

環境保全やSDGsの活動を一生懸命しているのに、アピールする時にグリーンウォッシュと指摘されては、元も子もありませんね。

さぁ、グリーンウォッシュという言葉を初めて聞いた方は、しっかり対策に取り組みましょう。一歩間違えると、企業の価値を著しく落としてしまうことになりかねませんから。

おまけ

今、私は、東京都大田区と三重県四日市の2つの拠点で活動しています。最近、四日市で面白いおむすび屋さんを見つけたので紹介します。

その名は「桃太郎」です。桃太郎の人形が目印です。七味キンピラマヨが絶品、おススメ。

桃太郎

実は、この「桃太郎」の本社が非常に面白い(YouTube貼り付けておきました)。四日市に来たら、是非、桃太郎本社に来て下さい。


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