見出し画像

「SDGs」 も 「DX」 もやっていると言いたい経営者に朗報【後編】: Society5.0思考で100年企業の仲間入り!

昨日投稿した以下↓の【前編】では、「Society5.0は、これまでの社会で解決できなかったあらゆる課題に対応することができる」ということまでお話ししました。

今日は、その辺りを深掘りしてお話ししたいと思います。

結局、Society5.0を理解し活用することで「SDGs」も「DX」も同時に推進でき、おまけに持続可能な企業体質にすることができるということです。


1. 昨日の投稿のおさらい

企業経営者なら「うちの会社は、SDGsやDXはやっていますよ」って言いたいと思いますが、2つとも一気に推進する方法があります。

「企業の目標」等を「SDGs」で翻訳し、それらを達成するために、「DX」を駆動部分として推進する。これがまさしく「Society5.0」の考え方です。

❸「Society5.0」とは、創造社会と命名され、デジタル革新、AI、IoT、ブロックチェーン等により実現する社会です。

❹言い換えるとサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会だそうです。

❺DX(Society5.0)は、様々な社会課題の解決(SDGs目標)を実現できます。

ということで、本日の投稿では、「Society5.0」が如何に社会を変革するかをもう少し詳しくお話ししたいと思います。


2.「Society5.0」は社会を変革する

「Society5.0」は如何に社会を変革する可能性を秘めているのか、内閣府のHPから抜粋して、お話します。

【参照website】
◆内閣府のホームページ「Society5.0」↓

スライド2


上図は、「Society5.0」の近未来の可能性を表しています。

「これまでの社会」でできなかったことを、IoT、イノベーション、AI、ロボット/自動走行等の技術で解決してしまうということです。

例として挙げられているのは、

❶IoTで全ての人とモノがつながり、新たな価値がうまれる。

❷イノベーションにより、様々なニーズに対応できる。

❸AIにより、必要な情報が必要な時に提供される。

❹ロボットや自動走行車などの技術で、人の可能性がひろがる。

ということで、実に様々な可能性を秘めています。

以前の投稿で、DXの用語集を2回発信↓しましたが、DXの用語を理解するだけでも、今後どんな変革が起きるのか予想できます。

是非、ご覧ください。


3.Society5.0は、「経済発展」と「社会課題の解決」を両立させるツール

Society5.0の凄いところは、先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、格差なく、多様なニーズに細かに対応したモノやサービスを提供できるようになることだと思います。

即ち、1.でお話した「これまでの社会でできなかったことを解決する」ことで、「経済発展」と「社会的課題の解決」を両立させることができるというのです。

スライド3


4.「SDGs」で「社会課題の解決」の方向性を明示

実は、上図に示した「社会課題の解決」を「SDGs」目標に翻訳することで、今後我々がどの方向に向かって活動すればいいのかが一目瞭然になります(下図↓)。

スライド4

要は、社会課題のほとんどは、SDGsの目標に方向性が明示されているのです。

例示されている5つの「社会課題の解決」をSDGs目標に当てはめると、下図↓の通り、翻訳することができます。

スライド5


5.「DX」は「社会課題の解決」のための駆動部分

DXについては、以前の投稿↓で説明していますので、是非、そちらをご覧下さい。

スライド6

このSDGsの目標達成を駆動させる強力なツールがDXです。

DXとは、

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位を確立すること」

と2018年、経済産業省が定義しています。

要は、最新のデジタル技術を活用した「構造的で抜本的な変革」を指しています。

一方、Society5.0は、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」ですから、DXはより企業の変革を意識した言葉になります。


6.まとめ

企業の本業の売上や利益を上げることを「経済的価値」と呼びます。

一方、企業が「社会課題の解決」を図って行くことを「社会的価値」と呼びます。

これからは、この2つの価値の共通部分の「共通価値」にフォーカスして行く企業が生き残って行きます。

この「共通価値」はこれまで説明して来た通り「SDGs」の目標に翻訳することができます。

SDGsは、国際社会の共通であり、2030年に近づくにつれて、ますます注目されて行きます。

そのため、企業の目標のいくつかを「共通価値」としての「SDGs」目標に置き換えて、実現に向けて活動することは非常に重要です。

つまり、企業の発展と社会課題の解決を同時に達成できるツールがSDGsです。

そして、そのSDGsの目標の達成を強力に後押しするのが、Society5.0思考であり、具体的にはDXです。

これから企業が100年存続させようと思っている経営者は、是非、

◆「共通価値」≒「SDGs」

◆Society5.0思考に基づくDXによる変革

の2つを念頭に置くことが必須になって来ています。

スライド7

今日からSociety5.0思考で100年企業の仲間入りを果たしましょう!

スライド8



💎株式会社ラフ・ダイアモンド ホームページ

  SDGsとDXで企業の『価値創造』をサポート

↓こちらのロゴをクリック

画像8



💎DXでSDGsを実現する経営者勉強会も別途、発足しています。ご興味がある方は、下のホームページもご覧ください。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?