愛猫がまいた「しあわせのたね」から花が咲く時
愛猫ネオが旅立つ少し前に、偶然、こんなお話を知りました。
とてもほっこりする素敵なお話だったから、頭と心の中に残っていて、でも、この頃のネオは体の状態がかなり悪かったので、お得意の香箱座りをしばらく見ていませんでした。
そんな時、ふとネオを見ると、久しぶりに香箱座りをしていて、でも、その香箱座りは昔のそれとは違って少し崩れていて、病気のせいで目つきも穏やかではなかったけれど、でも、とても嬉しかったのを覚えています。
そして私は、その日の自分のインスタに、こんな言葉を残しました。
ネオが香箱座りをしていると、つい可愛くて、前脚の真ん中のところに自分の指を無理やり突っ込んではツンツンしていたことを、今さらながら反省しました。
その日から11日後にネオは旅立ってしまったのですが、このお話を知ったおかげで、なんだかクイズを出されたような気がして、ネオはお家の中のどこにたねをまいたのだろうと、そしてその花が咲くのを楽しみにしているのですが、でも、まだ私が毎日毎日泣いているので、見つけることができません。
けれど、いつか、もう少し先のいつか、ふとした時に、ネオがまいたたねの場所を見つけて、ちょっぴり笑顔も出たりして、ネオを愛おしみながら、思い出の花たちに包まれるような気がしています。
ネオの完璧な香箱座り特集
最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。
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