愛猫が残してくれたもの
一年前の今日、愛猫ネオは
カラダの皮膚の一部を失いました。
詳しいことは
このnoteに書いてありますが
腎臓病末期の
尿毒症によって起こる症状のひとつで
口の中の細胞が壊死し
左側のひげ袋ωの皮膚が
1cmほどとれてしまい
犬歯が丸見えになってしまったのです。
当時、ネオは
3つの病院を利用していて
(病状によって病院を
分けざるを得なかったのです)
その3人の先生が全員
この症状を初めて診たと
仰っていました。
ある猫雑誌を監修している先生と
人づてではありますが
この症状についてお話しする機会があり
その先生も初めて聞いたと仰っていたそうです。
私もネットで探しましたが
この症状について書かれているサイトが見当たらず
よほど珍しいのだと思っていたのですが
ネオが旅立ってから数ヶ月後に
ふと検索したら
サクッと出てきました。
尿毒症について
ペット保険のサイトみたいだけれど
いつかお世話になることがあるなら
ここと契約しようかな。なんて。
獣医さんも
ありとあらゆる動物の症例を
経験するわけではないと思うので
たまたま4人の先生が
この症例を診ていなかったのですね。
あ、とはいえ
実際にネオのとれてしまった皮膚を
大学病院などで
詳しく検査したわけではないので
本当のことはわかりません。
皮膚がとれてしまう症例で
口腔内扁平上皮癌などもありますが
でも、ネオの場合は
ほぼほぼ尿毒症だと思います。
そしてこの
とれてしまった1cmほどの皮膚は
今も私の手元に残っていて
先日の北海道旅行でも一緒でした。
ネオが私のために
残していったものなのではないかと
勝手に解釈しています。
本来なら火葬の時に
ネオと一緒に送ってあげることが
正解だったのかもしれません。
けれど、この私の
いつまでもメソメソしている
どうしようもなく弱い
私の性格を知っているネオが
じぶんの身を削って
私にあずけていったのではないかな、と。
ネオがいなくなって
私が一人になり
その後のことが心配だったのかな、と
そう思っています。
だって
たった1cmほどだけれど
カラダの一部が
旅立ったあとも目に見えるって
すごくないですか?
皮膚の状態が悪くなり始めてから
完璧にとれてしまうまで
相当痛くて辛かったと思います。
その時のことを思い出すと
とても苦しくなるけれど
ネオが残してくれた
このカラダの一部を見たり
ギュッと握ると安心するのです。
今の私の心に寄り添ってくれる
大切なお守りになっています。
ネオが残してくれたものを胸に
しっかりしなくちゃね、私。
さて、実は今日で
365日連続投稿です。
すごい!
なんだか統一性のない
いろいろなネタがありますが
ネオのことを書いている時は
たとえその内容が辛いものでも
ネオを思い出す時間が増えて
幸せな気持ちになります。
このnoteという場で
ネオは生きている。
noteがあってよかったなと思っているし
ネオがまだそばにいる時に始めたnoteなので
できる限り続けていこうと思っています。
連続投稿は、わからんけど。笑。
まだまだ心の中が不安定な時もあり
急にポエマーになったり、笑
どんな性格なの、この人
と思うこともあるかと思いますが
これからもお付き合いいただければ
嬉しいです。
あ、そう考えると
このnoteも
ネオが残してくれたものですね。
ネオは私に
いろんなものを残してくれたなぁ。
ネオへ
どこにいたって
どんなふうになったって
ネオはネオだからね
大好きで最強のパートナーだからね
最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。
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