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超メンタル激弱アーティストだったわたしがカウンセラーを目指した理由

アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は、超メンタル激弱アーティストだったわたしがなぜメンタルヘルスを学び、カウンセラーを目指し、いまはメンタルトレーナーを目指すまでに至ったのかを自分の振り返りとして改めて書きたいと思います。

共感も理解もできないかもしれません。
ただ、わたし自身も以前は「こんなことで悩んでいたらダメだ」「わたしに生きてる価値なんてない」と誰にも言えなかった過去があることを知っていただけたらと思います。

転勤と束縛の幼少期

幼少期、わたしは転勤族だったので、幼稚園が2回、小学校が1回変わりました。
友達を作るのは得意なほうだったので、各場所で友達は作れるものの、仲良くなったと思ったらまたお別れ…ということが続きました。

幼少期に転勤族だった人は親も含めて周りに気を遣うことが多いため、わたしの気を遣い過ぎてしまう・人の顔色を伺う性格はここで強く根付いてしまったのかもしれません。

その後、2つ目の小学校でわたしはある女の子に束縛されてしまいます。
何をするにもその子と一緒。
その子が嫌いな子は無視。断ればわたしも無視される。
いま思えばそんな子からさっさと離れればよかったのに、クラス全員から無視されるのを恐れて離れられずにいました。

親や先生には相談しましたが、その子の行動が改善されることはありませんでした。
結局その子とは2年間、小学校を卒業するまで行動を共にすることになりました。

病み投稿期

わたしはもともとネガティブな人間でしたが、大学生になってSNSが主流になってきたころから、よりそれが顕著に出るようになりました。

自分の不満や悲観を都度SNSにアップして、いわゆるネガティブ投稿や病みツイートをすることで発散していました。

いま考えればそれは発散でもなんでもなく、「この苦しい気持ちをわかってほしい」という承認欲求と、「あなたのせいでわたしはこんなに辛い思いをしている」という復讐心からの行動でした。
だいぶヤバい奴でしたね…w

人に相談すれば良かったのですが、人を頼るのが苦手だったのと、うまく言葉で伝えられないもどかしさがあって、それができずにいました。

それは大学を卒業し、音楽活動をお仕事として始めてからも続いていました。

そのくらいの時期から、定期的に体調を崩すようになり、自己否定をすることも増えていきました。

当時は家族の関係も良くなく、恋愛もうまくいかず、いつも自分の居場所がわからないような状況が続いていました。

幸せとは何か?期

家族との関係をなんとかしようと、ひとり暮らしを決意。
既に婚約もしていて優良企業に就職も決まっていた優秀な妹への劣等感もあって、「なんとしても音楽でひとりで生きてやる」という強い決意?で家を飛び出しましたが、以外にも一人暮らしは合っていて、そのおかげか家族とも関係が良くなりました。

しかし、ネガティブさと自己否定は相変わらずで、毎日感情の起伏が激しい日々を過ごしていました。

それから2年ほど経って、音楽で仕事はできているけど周りはもっと活躍しているし、結婚している人も増えて、一体自分にとっての幸せってなんなんだろう?と考えることが増えました。

だんだん周りで活躍している人や結婚していく人たちを素直に喜んだり祝ったりすることができなくなり、そんな自分を責めてまた心が病む…という状況が続きました。

その当時は音楽を頑張っていれば幸せになれると思っていたのですが、現実とはどんどんかけ離れていきました。

ある日知人から結婚式の誘いが来てついに限界が来てしまい、心から祝福できないと思いすべてお断りしてしまうということがありました。

自分の存在価値を見失い、消えてしまいたくなってどうやったら人に迷惑をかけずに死ねるのかを考えることがたびたびありました。

この時、わたしは初めて恋愛コンプレックスがネックになっていることに気づきます。

「たぶん自分にとっての幸せとはいまはパートナーや家族を持つことであって、その安定があった方が音楽をもっと頑張れるのかもしれない」と。

ここを解決しない限りプライベートも音楽でも幸せになれないと思ったわたしは、まず自分を変えるところから始めました。

見た目にも性格にも劣等感があったので、鏡で毎日自分を見て「これなら人に見られても大丈夫!」と思えるように服装やメイクを見直したり、ダイエットも始めました。

笑顔で挨拶したり、普段のふるまいにも気を遣うようにしました。

それと、自分がパートナーとどんな人生を送っていきたいのか、どんな人が理想なのかを書き出しました。

そんなことを続けていたある日、いまの旦那さんと仲良くなり、30年間彼氏なしだったわたしは1年の交際後、同棲をはじめ、半年で結婚することになりました。

自分の一つの悩みが解決したと同時に、一つの夢が叶った瞬間でした。
しかし、まだ試練が待っていました。

音楽スランプ期

2018年、CDアルバムの発売を皮切りに初めてツアーを組み、たくさんの場所でライブをしていましたが、わたしはフリーで、しかもバンドもサポートをお願いしているので、集客面・金銭面・宣伝などに気を取られ、正直音楽に向き合うことができなくなっていました。

もちろん練習をしなかったわけではないですし、毎回のライブに本気で取り組んできたつもりですが、気づいたら頭は別のことばかり。
いま、ここの音楽を楽しめずにいました。

2019年に入ってせっかくいまの旦那さんとのお付き合いが始まったのに、音楽活動がどんどんつらくなってきて毎回会うたびに涙を流してばかりで、心配をかけていました。

「自分はいま充分幸せなのに、こんなことで悩んでいる自分はダメな人間だ」と自分を責めてばかりいました。

メンバーをはじめいろんな方からアドバイスや意見をもらいに行くものの、メンタルが極限状態だったのでやるべきことがブレてしまい、音楽活動をすることがどんどん苦しくなってしまいました。

朝仕事に向かう電車で涙が止まらなくなり、いよいよこれはまずいと感じたわたしはこの年の年末のライブで活動を少しお休みすることを決意しました。

そんなとき、長く活動を続けていらっしゃるミュージシャンの先輩と呑んだ時に、「そんなに頑張りすぎなくていいんだよ」という言葉をいただいた時は、肩の力が抜けた気がしました。

2020年、流行病で決まっていた仕事やライブが全部飛んで、何もなくなったところではじめて、「ちゃんとメンタルについて勉強しよう」と思うようになりました。

自分では気づけなかったHSPという気質、わたしに足りなかった自己肯定感、いまを生きるヒントになるアドラー心理学など、いろんな心理学の書籍やセミナーを受け、まずは自分のメンタルを整えることからはじめました。

自粛期間が解け、少しずつ外に出る機会が増えた頃にはわたしのメンタルはかなり良くなっていきました。
もちろん感染対策の効果もあると思いますが、体調も生理のとき以外は崩すことがなくなりました。

そのころから自分の日記のような形でこのnote記事を書き始めました。
世界が闇に包まれている一方で、わたしの視界はどんどん明るくなっていくような気がしました。

カウンセラー勉強期

そんなとき、大好きな芸能人の訃報が飛び込んできました。
好きな俳優さんだったのでショックは大きく、わたしのメンタルはまた少し低空飛行になりました。

本当のところはわかりませんが、なんとなく本人が抱えていた苦悩がわかるような気がして、いたたまれませんでした。

その後も続く俳優さんやミュージシャンの悲しい報道に、自分に何かできることはないか?と思うようになりました。
芸術をやる人たちのメンタルを支えたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。

それをきっかけにカウンセリングの資格を取ろうと決意し、2021年にメンタル心理カウンセラー、心理カウンセリングスペシャリストの資格を取得しました。

そして現在、プロアマ問わず音楽活動をされている方を中心に、アーティストさんのメンタルヘルスに関する発信や心の相談を承っています。

現在、そしてこれから

現在はピアニストとしての音楽活動、レッスン、アーティスト専門の心の悩み相談や発信をしながら、音楽専門のメンタルトレーナーを目指してセルフトレーニング中です!(2022年10月現在)

2023年以降から音楽専門のメンタルトレーナーとしても活動を考えています。
詳しくはこちらにも書いてありますのでぜひ読んでみてください♪

アーティストさんへ

繊細で複雑なこれからの時代、アーティストとして生き抜いていくためには、メンタルヘルスについて知り、考えていくことは必須です。

お客様からお金をいただいてライブを観ていただくからには、最高のパフォーマンスをすること、そしてそのためにメンタルを整えることも仕事だとわたしは思います。

アーティストさんはとても繊細で、独特の世界で生きています。
一般のカウンセラーさんには伝わりにくい業界用語や業界ルールなどがたくさんあります。

わたしもそんな業界の端くれではありますが、今までの音楽活動経験と今現在も学び続けている心理学やカウンセリングの知識を活かして、いまを生きるアーティストさんの心に寄り添っていきたいと思っています。

どんな小さな悩みでもかまいません。
これ悩みなのかな?っていう相談でもかまいません。
少しでも違和感があればどうか一人で抱え込まずに話してください。

そしてどうか自分のメンタルを甘く見ないでください。
「わたしはまだ大丈夫」「こんなことで悩んでいたらダメだ」
こんなふうに思っている人は危険です。

メンタルを壊すということは、音楽活動だけでなく日常生活にも支障をきたします。
悪化してしまうと音楽すらできなくなってしまうんです。
できるだけ悩みが小さなうちに解決しておくべきです。

アーティスト専門心の悩み相談室では質の向上のため無料お試し相談以外は料金をいただいておりますが、通常のカウンセリングよりもレッスン感覚で受けていただける料金設定になっております。

また、非科学的方法(オーラ、霊感などを使ったスピリチュアルな方法)でのカウンセリングは行っておりませんのでご安心ください。
※わたしにそのような能力がそもそもありません(笑)

相談することに抵抗がある気持ちもわかります。
少しだけ勇気が必要だからです。
でも勇気を出さなければいつまでも変わらないままです。
自分を変えられるのは自分だけ
なんです。

もしあなたが本気で「変わりたい」「前に進みたい」なら、わたしが全力でサポートさせていただきます!
​一緒に一歩踏み出してみませんか?

少しでもご興味がある方はぜひこちらをご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

よろしければサポートお願いいたします。 たくさんのアーティストさんの力になれるよう活動してまいります!