![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83018763/rectangle_large_type_2_a59d37b185c0f50aff4e40aa7db0734e.jpeg?width=1200)
自転車四国一周①はじめての愛媛
朝4時起床。朝食をすませて、5時過ぎに出発。中学の同級生が親切にも車で羽田空港まで送ってくれる。新調した(中古だが)輪行バッグの『オーストリッチOS-500』がかさばるので、助かる。
![](https://assets.st-note.com/img/1658705404088-SGnG2Kk5Hl.jpg?width=1200)
全日空カウンターにて、はじめて自転車を飛行機にあずける。緊張したが、スタッフの方々が家宝のように扱ってくれるので安心だった。タイヤの空気は抜かなくていいとのこと。大丈夫かな。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83192524/picture_pc_cc7649bb13b08c2c960d6e02e1c3ae5b.jpg?width=1200)
あっという間に、松山空港!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83192836/picture_pc_4d5f136a8de442ef926dbe3cec2346ce.jpg?width=1200)
松山城、道後温泉とともに、しまなみ海道もいまや立派な観光名所になっているようだ。観光の目玉に掲げるだけにサイクリストにもやさしくて、輪行バッグは松山空港のインフォメーションセンターが無料であずかってくれるという。
かさばるから、ありがたい!
期間は1週間。延長は基本認めていないようで、それまでに四国一周を走り切らないといけない。
ただ、そういう基準が設けられているのなら、たぶん1週間で走れるのだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1658534313975-rMEDV6HRxT.jpg?width=1200)
自転車もいたって無事で、なんなく組み立ては終えたのだが。。。
暑い。すさまじく暑い。
日陰でぼーっとしているだけで、ポタポタと汗が地面に滴り落ちていく。
予想外だった。
6月の梅雨の間隙をぬって駆け抜けようという思惑だったが、四国は記録的な早さで梅雨があけてしまっていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1658704550649-jIpVN4Yafr.jpg?width=1200)
空港から30分ほどでスタート地点となる愛媛県庁に到着。
先輩がスタートを見送りにきてくれた。8年ぶり。元気そうで何よりだ。
たまたま県知事が通りかかり、「これから出発?」と声をかけてくれた。
先輩が「彼、台湾も一周しているんですよ!」というと、「おーそうなの」と台湾とのコラボなどなど、しばし談笑。
強面のイメージだったが、人たらしぶりに政治家はやっぱりすごいなーと思ってしまった。
とはいえ、四国一周が観光資源になっていることで、今回、四国に興味がわいたのだから、ありがたいことだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1658704982611-oYxmNAtaNl.jpg?width=1200)
さて、まずは今治を目指す。ちらっとしまなみ海道も走れたらいいな。
道にひかれたブルーラインには、目安の距離まで表記されていて、四国の気合を感じる。台湾一周(環島)を思い出す。
走り始めた途端、ハンドルのポーチにいれたiPhoneが「高温のため、、、」と遺言を残して死亡。スマホのナビは頼れそうもない。
もはや暑さは殺人的だ。
午前中だが、すでに30度は超えているのではないか。自転車はおろか、誰も歩いてない。
真夏のような太陽がジリジリと皮膚を焼く。こんな炎天下がつづいたら、果たして1000キロも走れるだろうか。
でも、いろいろ想定外であるほど旅は面白いはずだと切り替えて、心を奮い立たせる。
何はともあれ旅ははじまった。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?