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『現状維持』の慣性から抜け出す方法


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都内マスコミ企業で働き

25歳でチームリーダーを任され部下を持ち

1億以上の予算を持ちマネージャー業をしている”プロ上司”ゆらです

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私は会社でマネージャーのポジションに就き

予算の管理や、人材育成、また生産性向上など様々なタスクを抱えている


今年スタート時
我々の組織が掲げた目標の中で、

テレワークの導入

クラウドシステム導入によるボーダレスな業務環境の実現


というものがあった(もちろんこれ以外にもたくさんあるけど)

マスコミというと最先端のイメージがあるが、未だに雑誌や原稿などの現物が郵送送られてきて毎日山積になるようなアナログなところがある


上記の3つの目標を掲げた時、一部リテラシーの高い社員は理解を示したが

一人私より年次の上のママ社員の部下は
「自宅にパソコンが無いので私は難しいです」とにべもなく言った

本当なら、パソコンもネット回線も自己投資に値するのにな、、とは思ったが、テザリングもできる会社スマホも支給し、PCも付与したが結局彼女は目標を実行に移すことはなく月日が経って行った


このままだと年間の目標の達成は難しいな…
と思っていた矢先、コロナウイルスの大流行が始まった


彼女の娘が通う保育園は4月の緊急事態宣言の発令と同時に休園となった 

娘ちゃんを保育園に預けられなくなったわけだが、亭主関白な旦那様は輪番育児などという考えはなく かくして彼女は完全テレワークを余儀なくされたのだ


もちろん会社としてシッター制度や特別休暇の付与など、ママ社員を支援する制度の整えを行ったが 所詮は焼け石に水というものだ

そしたら何が起こったか?

結果的に彼女はスマホやPCを駆使してテレワークを実施・出社している社員とはクラウドシステムをフル活用してデータのやりとりを行い 
私が年間で立てた目標の大半をたった半月で実現したのだ

彼女は、年初「できない」と言ってチャレンジすらしなかった

しかしそれは「できない」のではなく、正確には「したくない」だったということだ


おぉ、できんじゃん!
正直私ですらそう思った

私自身、絶対実現するという信念と行動力が足りなかったと大いに反省した


お分かりだろうか?
人は常々コンフォートゾーンの中にいたいと思うものだ 

コンフォートゾーンに収まろうとする力(=現状維持しようとする力)には慣性が働き、その力に逆らい新たな行動習慣を作ろうとすることを”無意識に”拒否するのだ

テレワークもクラウドシステムの利用も始めるまで・慣れるまでは不自由な状態(アンコンフォータブル)な状態が続くが、そのうち慣れてきてだんだんコンフォートになってくればすんなり実行できるものだ


今回の新型コロナウイルスの流行は大きな外側からの力で日本全国の人々が無意識的に築いてきた様々な働き方や生活様式(=コンフォートゾーン)から無理やり有無を言わさず・そして瞬時に変更することを突き付けた


この100年に一度の未曾有の有事にコンフォートゾーンから抜け出し自らの働き方・生活様式を変えることが私たちにもとめられているのだ







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