日本人だというだけで海外でちやほやされた頃のこと
未だ胸にしまい切れないこの話し、吐き出すように書かせてください。(恋愛話ではありません)
表題の件。ありましたね。そんな時代。90年代?
思い当たる方、アラフィフ以上でしょうか?
私もアラフィフ世代です。
そして、途上国に住むイチ在外邦人の立場の空気感としては、ちやほや感は、徐々に、本当に、終わりに近づいていますね。
世界はフラットに。
急激に、そうなる方向ですね。
私の友人で、若い頃から現地採用としてこちらで長く働いて、同僚だったローカルと結婚して家庭を築いている人がいます。彼女から、ちやほやしないところが良かったから彼を選んだと聞いたときに、その時にはすぐには彼女の言いたい意味がわからなかったのですが、今はよく、わかるようになりました。
ちやほやは、終わるんです。
ちやほやは、本当の人間関係とは違う。
ちやほやは、本当の評価じゃない。
バブルと同じ。儚く散る関係です。
しかも、ちやほやする側だけが、ある日突然、手のひらを返すように、簡単に、そして一方的に終わらせられるものなんです。
ご近所のちやほやオジサンの豹変
随分前、ちやほやといえばこの人、という太鼓持ちなご近所の人がいました。私たちがジェプン(日本人)という理由だけで、移住してきてすぐ、出会った日から私たちを褒めそやし、日本のすべてを持ち上げ、不思議なまでに称賛していたあるローカルのおじさんでしたが、ある日突然言葉と態度が変わったこと、そして前のような親切な態度はその後二度とは見せることはなく、まるで使用済み扱い、結局間接的にですがとても大きな損失を与えられたことがありました。
もちろんいろいろな理由があって、信頼してしまったのですが甘かった。
妊娠中には奥さんが格安で妊婦ドレスをつくってくれたし、息子が生まれて病院から戻ったときには一番に駆けつけてくれたのはこのご夫婦だった。
損失は、経済的なもので、裁判手続き中です。金額は大した額ではないのですが、豹変した態度が一番のショックでした。
文字にするからには、いつかお金が戻る!と予言しておきましょうね。確率はまだゼロじゃない。裁判は終わってないのですから。
そして、一連のことがどういう意味を持つのか、自分自身、海外で強くあるにはどうすればよいのか、人をどうやったら見抜けるようになるのか、あるいは見抜く方法がみにつかないならどんなハックで流せるのか、等について、自分なりに考えるきっかけにしていきたいです、と、文字にするからには前向きな言葉で終わっておきましょうか。(笑)
ちやほやする人、豹変するよ‼
恋愛でいうと、初歩の初歩でしたね。(笑)
私の過去の失敗、全部バンザイ! 失敗してよかった。まだ生きてる。失敗したから成功に一歩近づいた。これからも、生きてる限り諦めずに‼
滑稽で赤裸々な失敗談に、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。なんだか書いておきたい思いがあり、初めて文字にしてみました。明るめに。(笑)
どなたか若い方の教訓となりますように。こんなにうっかりした人はいないかな。(笑)
付き合う相手も、自分で選ぼう
お読み頂きありがとうございました。