石を投げてみよう。たとえそれが小さな石だとしても。
犬の散歩をしながら、耳読書をすることがあるのですが、今、聴いているのが椹野道流さんの『最後の晩ごはん』シリーズの『旧友と焼きおにぎり』です。耳覚えのまま上に引用しましたので、詳細は原文とは異なりますがご容赦ください。登場人物の二人のやり取りに、私はハッとしました。
『期待通りの結果をもたらすことだけが成功だと思っていた』のが、まさに今この私だったと気づいたからです。石も投げずに、私はただ躊躇するだけでした。希望通りの結果を得ることだけが成功だと信じていたから、動けなかったの