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ハードルが高いかもしれないけれど、取り入れてみると変化が期待できること〜スパイスティー〜

スパイス生活を始めてそろそろ1ヶ月が経とうとしています。私のスパイスの取り入れ方は、「お茶にして飲む」という方法です。
スパイスを取り寄せることから始まった、スパイス生活。せっかく買っても、残ってしまったらどうしよう、そんな不安があり、信頼できそうなネットショップ(レビューがたくさんあるものを参考に)で、まずは最小単位で取りそろえました。そして今や、スパイスは私の日常生活に、なくてはならないもののひとつになっています。


(1)取り入れ方

いつ、何を飲むのか、ということに留意してスパイスを取り入れています。

①朝 チャイ
②食間(午前中、午後)スパイスティー
③昼食後または夕食後 チャイまたはスパイスティー

1ヶ月前までは、スパイスといえば黒胡椒かシナモン。黒胡椒は料理に、シナモンはスイーツや飲み物に、という程度でした。ですので、この1ヶ月、私の体を今まで以上のスパイスが通り抜けていったことになります。

(2)スパイスの種類

ブラックペッパー
カルダモン
シナモン(セイロン)
クローブ
スターアニス
クミン
フェンネル
コリアンダー
ナツメグ(粉末)
ウコン(粉末)
ショウガ(生)※丸ごと水に浸けて保存、使うたびにスライス、水を換える、という方法で1週間〜10日、充分保存できます

チャイ用の紅茶葉は、アッサムCTC

そろえているスパイスは、主にホールタイプ(原形のままのもの)です。挽き立ての方が断然香りが違いますので、手に入るものはなるべくホールそろえて、すり鉢であたるところからスパイスティータイムは始まります。その都度すり鉢を使うのが面倒だと思っていた頃に、粉末のスパイスでチャイを作ったことがありましたが、今飲んでいるものほど美味しくなかったことを覚えています。

(3)参考レシピ

  1. 材料

①使用するスパイス(マグカップ1杯分)
※朝のチャイ
ブラックペッパー 5粒
カルダモン 2つ
シナモン 約2cm
クローブ 2つ
スターアニス ひとかけら(星形のうちの一欠片)
ショウガ スライス2枚

②茶葉
アッサムCTC  小さじ1

③水とミルク(豆乳、牛乳など、お好きなものを)の分量
水 120cc
ミルク 200cc

④甘み付け
蜂蜜(甜菜糖シロップ、黒糖、グラニュー糖など)大さじに、たっぷり1〜1.5

2.作り方

①ホールスパイスはすり鉢であたっておく。
②鍋に水とスパイスと茶葉を入れて、4分沸騰させる。
③ミルクを入れて、吹きこぼさないように温める。
④蜂蜜を入れたカップに、茶漉しを使って注ぐ

3.スパイスの風味を充分引き出すためのコツ

最初からミルクを加えてスパイスを煮出すと、成分が充分に引き出されません。ミルクのタンパク質がスパイス成分抽出の邪魔をするそうです。ですので、まずスパイスを水で煮出してから、そのあとにミルク類を加えましょう。

4.甘すぎるぐらいが美味しい?

どれくらいの甘さにするのかは、好みでよいのですが、ぜひ一度、“多いかな”くらいの量を入れてみてください。しっかりと甘みを付けた方がスパイスの味と風味が引き立って、美味しくいただけます。

砂糖など、糖分は体に悪いもの、と思い、少なめにしがちですが、恐れずにたっぷりと入れてみてください。特に朝の糖分は、脳の働きや体内の生体活動維持に貢献してくれますので、決して悪者ではありません。

5.ブレンドのアレンジ
昼食後や午後に飲む場合は、粉末ウコンを加えることがあります。出来上がりが やや黄色を帯びるため、ゴールデンチャイと呼ばれることもあるようです。量は小さじ半分弱にしています。ウコンについてはまだ、知識不足なのですが、風味が強めに感じられますので、朝は取り入れていません。

(4)スパイス生活を始めて変化したこと

スパイスティーを日常的に飲むようになって変化したことは次のふたつです。

①コーヒーの消費量が減った
②昼食後の眠気が解消された

1.なぜ、コーヒーを飲む量が減ったのか

理由としては、次のふたつが考えられます。
まず、コーヒーからスパイスティーに置き換えられたから。
次に、スパイスの香りと刺激が心地よく、飽きないから。

1ヶ月前までは、毎朝、コーヒーに温かい豆乳を入れたものを飲んでいました。単純にそれが、チャイに置き換わり、朝にコーヒーを飲まなくなりました。
そしてなぜか午後になっても、コーヒーを飲みたいと思わなくなりました。午後の、今までコーヒーを飲んでいた時間に、スパイスティーを飲んでいるためだと考えられます。それだけ、スパイスティーを美味しく感じているのですね。
不思議なもので、たまにはコーヒーを飲んでみようか、と淹れてみても、少し飲むだけで満足してしまうようになりました。コーヒーの苦味が、なぜなのか、きつく感じてしまい、たくさん飲みたいと思わなくなったのです。
コーヒー摂取量を少なくしようと思っていたわけではないのに、スパイスティーの風味に満足して、コーヒーの刺激を欲しなくなったということも考えられます。ということは、もしかして、コーヒーを制限しなければならない方には、何か良いヒントになるかもしれません。

2.昼食後の眠気に襲われなくなった

本当のところの理由はわかりませんが、食後や食間にスパイスティーを取り入れていることで、スパイスが内臓の消化の働きを助けているからかもしれません。

私が取り入れているスパイスティーは、クミン、フェンネル、コリアンダーを急須に入れて熱湯を注いだもの。急須一杯の分量は、3種類合わせて小さじ1弱ほどです。これらのスパイスは、胃腸の消化活動を助けると考えられており、腸にガスが溜まって不快感がある時などにも、穏やかに作用します。

また、食事の量や食後の過ごし方に気をつけるようになったことも、眠気に襲われなくなった理由になるかもしれません。

食事の量は、両手のひらをお椀の形にして、そこにこんもりと入るくらいの量を意識しています。また、アーユルヴェーダの教えでは、食後は、ゆっくりと散歩をするのが良い、とされています。私は散歩の代わりに、キッチンの片付けなどをして、軽く動くようにしています。これらとの相乗効果で、体調に変化が現れているのかもしれません。いずれにせよ、心地よく過ごせて、作業効率が上がるって、いいことですよね。

(5)最後に

アーユルヴェーダに興味を持ち始めて取り入れるようになったスパイス生活。今や、スパイスは私の日常生活に、なくてはならないもののひとつになってきています。そして、東京のチャイ専門店でチャイを飲む!という目標もできました(地元には《チャイだけの専門店》がないのです)。
娘がJK となり、受験がひと段落し、これからはもう、自分ファーストで生きてもいいんじゃないか、今までよりも少し多く、自分自身に目を向ける時間を持とう。そう思った時に出会ったのが、アーユルヴェーダの教えでした。この教えは、体に毒素を溜めておかないための智慧に溢れています。教えを取り入れることで、自分の心の状態や、体の変化に目を向ける機会がグンと増えました。自分自身に気持ちを寄せることが、セルフケアの第一歩。また何か変化を感じましたら、シェアさせていただきますね。

お読みくださいまして、ありがとうございます。





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