ほしいのは人脈ではなく
先日ネット検索で見かけた興味深い記事
「人脈なんて言葉を使っているやつはクソ」
タイトルを見て「そこまで言うか?」と思ってしまったが、コラムを読んで強く腑に落ちた。
人脈を広げるだのなんだとの述べている人間の多くは大抵の場合、
「この人とつながっていれば得をする、利益が生まれる」
といった下心を備えている。
損得勘定が前提にありやすい言葉なのだという。
自分もnoteでしばしばこの人との交友関係を表現するのに「人脈」という言葉を使っていたのだが…
キッパリやめようと思った。
これまで気にせず、というより気づかず使ってしまっていた自分を呪ってしまいたい。
損得を最優先で人と付き合うのは、僕の一番好かない種類の人間だ。
偏見も混ざっているかもしれないが、
彼らは平気でウソをつき、
気の合わない人間にもペコペコ接し、
なんというか人間味がないように感じる。
「人脈」は確かにそんな無機質で自分よがりな関係の意味合いが強い言葉のように思う。
確かにNARUTOの某名場面で、
なんてセリフが出てきたら
「ナルト、貴様はもうサスケにボコボコにされてしまえ」
などといった心境になってしまうだろう。
ここは「人脈」ではなく、「つながり」でなくちゃいかんのだ。
つながり。
ダサいかつクサい表現になってしまうが、
僕がほしいのはお互いがお互いを尊敬し、思い合う関係性だ。
それも深く掘り下げてみれば、「自分にとって都合が良い人」なのかもしれないが、
「その人が好きか」と、「その人に好かれることで得られる利益を求めているか」という点で性質は大きく異なると思う。
つながりがほしいのである。
だからこそ他人にはどこまでも素直でありたいし、
エゴではあるが相手にもそうであってほしい。
過剰な建前のウソは好きじゃない。
この意志が強ければ強すぎるほど、きっと社会では生きづらくなりそうな気もする。
しかし、それでも、自分の中で大事にしたいなどと、
昨日本当に大切にしたい友達にまた会う約束をしたことも踏まえ、
思ったのであった。
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