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旅人のようで旅人でない

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夫が泣いた日

夫の涙を見たことがなかった。 それに気づいたのは、夫が泣いた日だった。 夕方電話が鳴り、受話器を取った。 相手「●●の〇〇ですけど、ご主人いらっしゃいますか。」 私「少しお待ちください。」 私は、今日だったかなと思った。 あの人が旅立ったのだろうと。 相手の方は夫が理事を務めている団体のメンバーさんで、その方が電話してくることはほとんどない。電話の内容は、「その団体のボス・Nさんが今朝亡くなった」という知らせであった。夫は落ち着いていた。 「これから行こ!」と、私は伝えた

    • 書きっぱなし、やりっぱなし

      こんにちは。 突然ですが、「私は始めたらすぐやめる」ことが得意である。 新しい情報が入ってくるとすぐに試したくなるし、乗り換えたくなる。 clubhouseもとりあえず登録した。 そういえば、おじさんはなぜあんなに「物申したい」のだろうか。 facebookってその類のおじさんが出てきやすい。 はっきり言って気持ち悪くなってしまうのでやめて欲しい。 そう思っている。 手作りのものを作ろうと、取り掛かる。 その日のうちに終わらない。置きっぱなし。 そんなことがしょっちゅうあ

      • すぐに動くことからの卒業

        私は、今まで狂ったようにないものをすぐに外に求めてきた。 パワーがなくなるとすぐに旅に出る。悲しくなったらすぐカフェにいく。なんかつまらないなと思ったらすぐ人に会いに行く。 それが悪いわけではないが、そういうときに外に出ても、だいたい疲れて終わってたかも。 あーもうだめだ、と思ってすぐ車を走らせる。すると、行きたいカフェが閉まっている。どんどん車は家から遠ざかる。こんなことはしょっちゅうである。 旅に出て人に会うのも楽しい。もちろん楽しいしリフレッシュできる。 だが、外

        • アウトプット

          アウトプットしたいらしいです。 まじ雪勘弁してくれと思う毎日。 ほんとあれです、生命の危険を感じるほどの雪の量。 そんななかでも、夫はこんな遊びをしろと言う。1人じゃやりたいと思っても絶対やらない。だからありがとうと思います。 あと、喋らない。喋らないとどうなるか、言葉が出てこなくなる。 言葉が出てこない、というよりかは、感覚を拾えないという感じかな。言葉に出来ないことでも抱き締められたらいいよね。 ハンバートハンバートを朝の情報番組で見た。姉がLINEくれたから見れた

        夫が泣いた日

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        • 少女
          3本

        記事

          生活

          生活が私は苦手で、嫌いなのかもしれない。 そう思ってきたが、逆だった。 こだわりが強いのだ。 拘り。 感じで書くと苦しそうだ。 なにかひとつ物事に取り組もうとする。 違うことが目に付く。 途端にそちらが嫌になる。 そんなことを繰り返し、だいたいやる気をなくし何もできずに終わる。ダメダメなパターンが多いのである。 生活を大切にしたいがために、大切に出来ない。 なんて情けなく悲しい状況なんだろう。 ここは現状打破したい。

          ニワトリ脱走事件

          夫が車検場へ出かけて(自分で車検にかける主義)、ユキにエサでも…と思ったらニワトリが1羽、2羽、3羽⁉️ ニワトリ小屋を見たら扉開けっ放し。他のニワトリ達は扉前にズラっと並んでこちらを見ている。 ただちに扉を閉める。1匹ずつ抱っこして小屋に戻すが、最後の一羽だけは逃げ足が速い。 夫に電話。 「あ、開けっ放しにしてた?!ごめん!そのまんまでいいよ。」とのこと。 そ、そんなもん? 夫が帰宅し、1羽を2人で探すが見当たらない。 一旦諦めて家に入ったら

          ニワトリ脱走事件

          予防線

          いつも冷えた目で見ている自分がいる。 それってバカなんじゃないの?それってみっともないんじゃない? あーあ、やっぱりやっちゃったね。(鼻で笑う。) 自分が傷つかないように、弱さを見せないように、の予防線。 そう思っている自分もいるんだから許してよ!って。 誰に許してもらうの? ああああああ 誰かに許してもらったら、どうなるの?許してくれたその人を嫌いな人が出てきたら? 271の法則。負のループやでええええ 攻撃されるのは恐いよ。だけどその攻撃は

          ラジオ

          NHKのすっぴん!というラジオ番組が、つい先日終了した。 8年も放送していたそうだ。 この番組の※アンカー をずっと担当していた藤井彩子アナウンサーが大好きだ。 ※アンカーとは何か? アンカー(anchor)はもともと英語で「錨《いかり》」のことで、「どっしりと安定した頼りの綱」という意味と、「リレーの最終走者」という意味があります。ここから「放送や新聞社などでの最後のまとめ役」を「アンカー」と呼んでおり、〈ラジオ深夜便〉では「アンカー」を使っています。 「ラジオ深夜便 よ

          はたらく

          仕事は、志事。 働くは、はたを楽にさせるため。はたらくこと。 こだわらなくてもいいじゃん。 この不器用な生きにくい性格さえも、意味のあること。 ごめんなさいと思い続けることは、決して相手のためにならないこと。愛に変換していくこと。 抽象的だわ。まぁ、いいよね。

          はたらく

          いまの自分

          今日は自分のために珈琲豆を挽き、珈琲を淹れた。 数年前の私を考えると快挙である。 誤字脱字が目立つ自分の文章が嫌いだ。 そんな文章でも、わかりやすいと言ってくれる人もいるから不思議だ。 それならば、そのわかってくれる人に向けて書くだけでいい? ・・・そんな大それたこと考えず、ただ否定も肯定もせずに書き記していくことがいまの私には必要だと思っている。

          いまの自分

          誰もいない部屋

          冷蔵庫の音が聞こえる 工事現場からタンタンタンタンと音が聞こえる 金属の音 ガシャンガシャンと金属を動かす音 冷蔵庫の音は、変わらずに息継ぎせずに鳴り続ける さみしい さみしい さみしい 気持ちが湧き上がってくる さて、どうしようか

          誰もいない部屋

          勿忘草色

          低い雲があって 明るい空が見える 真上には薄暗い雲があって、 雨がポツポツと降ってきた 不思議な気分になる やがて雨はあがる やわらかいひかり 真っ黒な気持ちと少しだけ距離を置いた 空の色の名前を調べてごらんと教えてもらう 勿忘草色。 わすれなぐさいろ。 空色。 そらいろ。 勿忘草色って言葉がしっくりくるから、 勿忘草色

          勿忘草色

          なんにも決められない

          このままじゃ、自分でなんにも決められない人生になってしまう。 動きたい。 決めたい。 目標のために、周りのために。 どうしたらいい? 明日1人旅に出たらいい? 何かが変わる?

          なんにも決められない

          真っ暗闇

          まただ また、腐っている。 誰かと話すと、すぐこれだ。 ダメだと思われている… 変な子だと思われている… もう だめだ 真っ暗闇

          真っ暗闇

          信用していないのは自分だった

          ご近所付き合いがこわい。 なぜこわいかと言うと、 「心の中では何を思っているかわからないな…。」 と思い込んでいるから。 それは、自分が思っていること、実行していることに他ならないのだ。 そりゃ、信用出来ないよね。 だって自分がその現実を作り出しているのだから、 「ほら、やっぱりね。」 と自分で自分につっこんでいるの。 それがわかったところで、この癖はすぐには抜けないこともわかっている。ひとまず、クズのような文章を書くのはもうやめたいと思った。

          信用していないのは自分だった

          誰かに

          誰かに何かを言われないと生きられないのか、私は。 誰かに指図されないと、生活出来ないのか。 誰かに注意されると、100パーセント自分が悪いと思いただ従うのか。 誰かに 誰かに 誰かに 翻弄される人生なのか。