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936/1096【性生活】愛されると申し訳ない!『愛遠慮症』

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で936日。

※この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。

936日目。この毎日投稿の他にも、あれやこれやと一日中文章を書いている。友達や仲間とのやり取りだったり、コメント返信や告知用のライティング、思いつきのメモだったり。書いてばかりいる。

書きグセがつくのは根拠なく楽しい。アウトプットなしに悶々と考えてばかりいるのと、アウトプットしながら次々に発想を受け取っているのとでは感覚に大きな違いがある。後者のほうがよく言われるように、精神衛生的にもよく、リフレッシュ感があり、新たな発想に繋がりやすいと強く実感する。

書くことで得られるメリットについてはあれこれとここに記してきたけれども、三年間を書き終えたことで感じられるメリットもきっとあるのだろう。これは未知の楽しみだ。

先が楽しみであるとき、人は老いないらしい。目標っていいものですね。

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好きなくせに何故かめったに記事にしないできてしまいましたが、今日は性のことを書いてみようと思います。というのも、最近親しい人や愛するオタク友達などと一緒に、様々な作品や自分の妄想などを楽しむ『エロ活』(今名付けた)の場を設けているのですが、それが本当に愉快だからです。
(そういうオンラインサロンを作ってしまおうかと思うくらいw)

そこで性癖や萌え要素などについてわいわいしながら考察しているうちに、女子の性の悩みについて書いてみたくなりました。

今日はそのうちのひとつ、『愛遠慮症』(今名付けた)について。

これは性行為中に相手の愛の表現に対して申し訳ないと感じてしまう症状のこと。きっと多くの女性が感じたことのあるものです。

愛情のこもったハグとか長いキスとか、愛情を甘い言葉にして表現したり、どこがどう感じるのかを訊くなどの優しいコミュニケーションだとか、見つめ合うだとか微笑み合うだとか、全身への丁寧な愛撫とか、股(言い方ァ)への一生懸命なスキル発動とか、合体後の全力の合戦とか、

そういうのぜんぶ、

「いいですいいです申し訳ないのでお気遣いなく!!」
「そんなにしてもらわなくてぜんぜん大丈夫です!!」
「その頑張りに対する素敵な反応を演じるのが大変なのでいいです!!」
「どう演じたら喜んでもらえるのか考えるの大変なので放置していただけると助かります!!」
「本当によがってるときも考えて演じてるときも、どっちにしろ顔とか身体とかキモいと思うのでいたたまれないので暗闇でお願いします!!」
「指舌攻撃などはこちらが果てるまで時間かかっちゃうと申し訳なさすぎて、それが気がかりすぎて快感がさらに遥か遠方になるので、最初から与えなくていいんで、もう最速ですっ飛ばしちゃってください!!」
「準備できていなくても即本番でお願いしまーす!!」
「あ、本番自体もこちらが果てるまで時間かかっちゃうと申し訳なくて気遣いすぎてますます快感が遠方になるので最短でいいので!!」
「長い時間頑張ってくれちゃったりすると、え…?あなたまさか…つまらないのでは…?え、それわたしの顔のせいですよね?身体のせい?中のせい?わたしじゃ燃えないからですよね?という疑いが確信にしか思えなくなるので、滞膣時間もショートステイでお願いします!!」
「あの~すみません…そうは言ってもしばらく求められないと不安になっちゃうんで、するにはして欲しいんですけどォ…」→求めてくれると上に戻る

ってなっちゃう症状のことですね。え?なんで知ってるのかって?んなもん昔の俺がそうだったからに決まってんだろうがァ言わせんなァ…!!

こうなってしまう女性ってたくさんいると思うんです。
そしてそういう人は、自分だけが奉仕して即本番で即フィニッシュ、みたいな即席性行為をしがちだし、人によっては男性の喜びそうな下着をつけたり男性の喜びそうな体位をとったり男性の喜びそうな喘ぎ方をしたりしがち。さらに、それで納得していると自分を騙しがちです。
なのに、彼との行為でイケない、彼から愛情を感じない、と悩んでいる。

これねえ。女性が一生懸命料理を作って食べてもらおうとした時に、

「いやいやいやいや、俺はカップラーメンがいいから!ほんとに!」
「いい!なにもしないで!なんならご飯にソースかけて!!」
「え?米炊けてない?いいからいいから生米のまま食べるから!!」
「味とかもうぜんぜん気にしないんで、生のまま即食事本番で!!」
「もうそんな、箸出してにっこりとかもうつらい!全部やめて!禁止!」
「あの~すまん、そうは言っても料理は出してほしいんだけど」→料理すると上に戻る

というのと同じなんですよ。さらにそこで彼が「彼女の料理で美味感じない。彼女から愛情感じない」って悩んでいたらどうですか。なんじゃそら!身勝手か!!ですよね。なにより、料理の自信をなくすじゃないですか。

これと同じで、受け取れない女子は、精一杯相手のためを思ったつもりかもしれないけれども、相手の男としての自信を奪っているわけです。
男性側拒否に拠るセックスレスの原因となっているカップルにも、これが理由となっている場合がかなりあるものと思われます。

こういう、愛される自信がないから愛されたい、なのに愛されても受け取れない、という症状って、結局は自己受容と関わってくるところです。

しかしそうとわかっても、いきなり「あら、ならばわたしはわたしを受け入れて、メンズたちにも思い切り愛させてあげましょう」というふうに変わって、めくるめく性の喜びに身を任せるのは難しいのですよね。そんな急に、ヘヴンリーでプレシャスでファビュラスでマーベラスなラヴを体現するのは至難の業なのですよ。ね、美香さん。

実際に、いきなり次回の行為中に自分のすべてを開いて、Wind is blowing from the Aegean~~女は海~~(ジュディオング『魅せられて』参照)いうて宙に舞うような気分になろうとしても、「いやいやいやいいですいいです!!そんなンしてもらわなくて大丈夫ですからッッッ」の発作が現れること請け合いです。

そんなときこそ『秘行』を応用してみるのですよ奥さん。
行為中に無理に相手に応えようとなどしなくていいのです。一人でリラックスしている時などに、「うわー愛されても受け取れないよー!そんなんに値しないもん!ひぃい~!」と逃げ腰になってしまう自分を遠目に客観視しみてください。その自分さんに対して、なにを思いますか。自分じゃなくてもいいですよ。そんな女性を見たらなんと思いますか。その人に、なんと声をかけてあげたいですか。

自分を客観視して、傍目に見たらどう観えるのかを繰り返し感じてみること。自分の外から、その拒絶感にまみれる自分を観てみること。そこで自ら感じられる冷静で落ち着いた思いは、いずれ自分の強い反応を鎮めてくれます。なによりそこで自分に対して感じられる慰めや励ましや同情などは、自分から自分への愛として感じられます。それは自分を受容することへ繋がって、根本的な原因を溶かしてくれますよ。あなたは、愛を受け取れずに「ぴえん」してる女性を観てどう感じるでしょうか。

それから、水に浮かぶときって水に自分を任せますよね。力を抜いて身を任せるときって、つまりはそこに浮力があることを信じて身を預けるわけです。それと同じように、少しずつ相手の男性を信じて身を預けてお任せしようと思ってみましょう。

水に浮かぶときと同じように力を抜いて、やってくる感覚を味わって愉しめばよいのです。そう、力みをほどいて、海に浮かぶときのように…波に身を任せるのです…ねえ美香さん?すると聴こえてくるのでしょう?Wind is blowing from the Aegean~~女は海~~
そう…海にたゆたうように委ねた愛の最中にこれが聴こえてきたとき、女は自分こそが海だったと気がつくのですよ。

というわけで今日は、『受け取れません症』のあなたへ、ラブリーでスイートなセクシュアルライフのヒントになる秘行のヒントのシェアでございました。深刻にならずに、遊びのひとつとしてやってみてね。

それではまた、明日ね。


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)