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2024.5.3 有明憲法集会 日本国憲法が施行され77年 憲法を守らない政治家に憲法を変える資格はない

本日、日本国憲法が施行され、77年です。

有明で行われた憲法集会に参加し、憲法集会の前に行われた国際展示場駅前での #新社会党#社民党 の街頭演説会において、スピーチを行いました。

自分の隣にいらっしゃるのは、新社会党の岡﨑宏美委員長です。

#日本国憲法 #憲法集会

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皆さんおはようございます。

私は、新社会党市民運動委員長、甲斐まさやすと申します。

本日、5月3日は日本国憲法が施行されて、77年となります。

日本は先の大戦で、原爆投下、東京大空襲など、日本国中を爆撃され、焼け野原となり、その後、連合国から呈示されたポツダム宣言を受け入れて、日本は敗戦し、日本国憲法が制定されました。

そして日本は二度と戦争はしないことを誓いました。

世界に誇れる平和憲法を持つ日本こそ、本来であるならば、この平和憲法をもっともっと世界に向けて発信し、戦争を止めるべきだと世界の国々に伝え、平和を訴えるべきなのではないでしょうか。

世界ではいまだに戦争、紛争が絶えません。

イスラエルとハマスの紛争、ロシアとウクライナの戦争など、人と人とが憎しみ合い、殺し合う最も愚かな戦争という行為が、いまだに世界では行われています。

憲法9条という平和憲法を持つ日本こそ、戦争は止めるべきだと世界の国々に対して訴えるべきであります。

現在、岸田政権では憲法で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と決意したにも関わらず、基地建設・ミサイル配備を進め、次期戦闘機の輸出解禁や、軍事秘密保護強化のため今国会で、「経済安保秘密保護法」の制定へ突き進むなど、「戦争する国家」へと変貌しようとしています。

日本国憲法前文では、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言しております。

憲法で定めている以上、この国の主権は間違いなく私たち国民にあります。

私たち国民が声をあげ、戦争をする国から、憲法に定められているように不戦の誓いを改めて政権に突きつけ、二度と戦争はしない、そして他国にも戦争を止めるべき、との声をここ有明から、いや日本全国から声をあげていきましょう。

すべて国民は、個人として尊重される。 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

幸福追求権。

日本国憲法では、幸せに生きる権利、幸福追求に対する国民の権利を尊重しております。

そして、憲法25条では「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権を定めております。

誰もが健康で文化的な最低限度の生活、そして幸せに生きていく権利。

現在の政府は、憲法を守っているとはとても思えません。

「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」

憲法を守るのは、私たち国民ではありません。

私たち国民は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、など、この世界に誇る平和憲法により、権力者から守られています。

そして憲法とは国の決まりの中で最も大切なものであり、日本の全ての法律や決まりは憲法に従い作られています。

本来であるならば、憲法を守るべき立場にあるはずの国会議員が憲法違反の法律を作り、本来ならば憲法により守られているはずの私たち国民が、生存権や幸福追求権を行使出来ずに、国民生活は困窮しております。

憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない、と憲法12条で定められているように、これからも私たちは、不断の努力によって、戦争にお金を使うのではなく、平和に生活し、一ヶ月の給料を丸々使い、将来の事を一切心配せずにいきいきと暮し、老後の年金のことを一切心配しない。

日本国憲法を遵守すれば可能な、そんな国を私たち普通に働く労働者が声をあげて作っていき、誰もが幸せに生きていける、そんな社会を私たち国民の手で、作りあげていきましょう!

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