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シロウオ漁

長崎県北松浦郡佐々町の春の風物詩となっているシロウオ漁。

写真は、2018年3月の撮影です。今、足場を組み始めているところでした。これから3月までがシーズンです。

先日、小・中学校ぐらいまでこの佐々町に住んでいたという方をご案内したときに、佐々といえば、春はシロウオ漁ですね。と云うと、思い切りキョトンとされてしまいました。

それもそのはず、その方の子供時代といったら、この辺り一帯は、北松炭田といって北松浦半島一体に炭田があり、その時代、街はとても栄えていました。そして、この佐々川の水で炭を洗っていた時代ということで、川は真っ黒でしたよ、でもその川で泳ぎましたけどね、との事。

綺麗な川が戻っているのは、炭鉱が閉山したからなんですね。

佐々川は、潮が引くと干潟がずっと広がって、今でもカブトガニが生息している地域でもあります。

なので、川の煌めきと菜の花を狙おうと思ったら、潮の満ち引きにも注意しておかないと、水がなーい!水面きらきらもなーい!という羽目に陥ります(笑)

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そして、このシロウオ、この辺りでは、直売所などに行くと、生きたまま(泳いでいる状態で)売ってます。最初は、その方が鮮度がいいってことなのかと思ってましたが、どうも、踊り食い用みたいで。まだ踊り食いは、チャレンジしたことありません。というより、シロウオそのものを、まだ食べたことがなかった。天ぷらなら食べられそうなので、今年は、天ぷらで頂いてみようかな。


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