オランダからこんにちは!#29 ‐お土産編‐
記事の中身に入る前に一言。
8月後半から体調を思いっきり崩してしまい、担当の金曜日にしばらく記事を投稿することができませんでした。待っていてくださった方がもしいたら、すみません…!
というわけでかなり遅れてしまいましたが、29週目の記事を公開しておきたいと思います。以下、本文です!
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連載29回目。今週のテーマは世界各国の「お土産」について。
これはあくまで私の感想ですが、日本ほどお土産を渡す文化が浸透している国はないんじゃないかと思います。楽しかった旅の思い出を他の人にもお裾分けしようという気持ちは素敵ですよね。
海外には日本ほど強いお土産文化がないため、海外旅行に行くと超有名な観光地周辺にあるようなお土産屋さん以外に気の利いたお土産がなくて困る…なんてことがよくあるのではないでしょうか。私はあります!
なかなか旅行ができないこのご時世に、お土産についての記事を書くのは少~し酷な気もしますが、今回はオランダでおすすめのお土産を紹介していきたいと思います。いつかみなさんが旅行される際に、少しでも参考になれば幸いです!
まず最初は、もらって嬉しい「食べ物・飲み物」からいきましょう。
*お土産にぴったりの食べ物・飲み物六選*
①ストロープワッフル(Stroopwafel)
オランダのお土産として、一番手軽で有名かもしれませんね。薄くてやや固めのワッフル生地の間にシロップが挟まれたオランダ伝統のお菓子です。優しい甘みでついつい手が止まらなくなるのが特徴!
スーパーなどで手頃な値段で買うことができます。大体はプラスチックの袋にそのまま中身が入っていますが、私のオススメはこういった缶入りのタイプ。荷物に詰めやすく、お菓子自体が割れにくく、食べ終わった後も缶が使える、という感じで三拍子揃った優秀なお土産品です。
②TONY'S CHOCOLONELYのチョコレート
こちらは、カラフルでポップなパッケージが目を惹く、オランダのチョコレートブランド。このチョコレート、色々な風味(*オランダ国内では12種類)があって美味しいのはもちろんのこと、製造・販売の全ての過程でフェアトレードを徹底していることで知られています。
会社を立ち上げたTeun van de Keukenさんは、オランダのテレビ・ラジオ番組のプロデューサー。自身の番組の取材を通じて、大手のチョコレートブランドのほぼ全てが、「児童労働などアフリカの人々が不当に搾取されながら収穫したカカオ豆」を使ってチョコレートを製造していることを知り、クリーンなチョコレートブランドを一から自分で作ることを決めたそうです。…尊敬!
TONY'S CHOCOLONELYは、ガーナやコートジボワールの商社と提携して現地のカカオ農家から直接カカオ豆を購入し、彼らに不当でなく適正な価格を提示することで、児童労働や奴隷労働に反対し、フェアな取引を行っています。
分厚い板チョコから、配りやすい個包装のものまで色々なタイプの製品があって、オススメです!スーパーなどでも買えますし、現在はコロナの影響で臨時休業中ですが、アムステルダムには直営店もあるようです。
③Pickwickの紅茶
中世の時代から貿易が盛んなオランダ。その当時からコーヒーや紅茶、スパイスなどが世界中から入ってきていたため、言わずと知れたコーヒー・紅茶・スパイス大国なのです。私自身、コーヒーは全く詳しくないため、今回は紅茶に絞ってお伝えしたいと思います。
Pickwickは、1753年から続く歴史ある紅茶ブランドで、ブラックティーからフレーバーティーまで相当な種類の紅茶を取り扱っています。スーパーで手軽にお得に買えて軽量なため、お土産にはもってこいです!
その中でも私の一押しは、秋冬限定(?)のWinter glowというスパイスティー。ブラックティーベースの紅茶に、シナモン・クローブ・オレンジピールが入っています。香りがよく、寒い季節にぴったりの紅茶です。紅茶好きの方、ぜひお試しあれ!
④珍しいカップスープ
以前の記事でも紹介したUnoxという食品メーカーが、カップスープの素を販売しています。こちらもたくさんのフレーバーがありますが、オランダならではなのは、白アスパラのスープとマスタードのスープの2種類でしょうか。お湯を注いで混ぜて数分待つだけで美味しく珍しいスープを楽しむことができます。こちらも大変軽量ですので、ばらまきお土産用に買っておくといいかもしれません!
⑤チーズ
チーズが有名なオランダでは、チーズのバラエティーがかなり豊富です。お土産用に便利なのは、パッケージがバキュームされている真空パックのものですね。普通のチーズ以外に変わり種としてオススメなのが燻製のチーズ(Rookkaas)。通常のものよりも日持ちするのがメリットです。香ばしい香りで美味しく、お酒のつまみとしても至高です!
スーパーマーケットで十分美味しいチーズが手に入りますが、多少高くてもこだわって買いたいという方はOld Amsterdamという有名なチーズブランドの直営店に行ってみるのも面白いかもしれません。デザインも洗練されていて、品質の高さは折り紙つきです。
[*裏技(?)として紹介しておくと、スーパーのチーズ売り場にもOld Amsterdam社製のチーズがいくつか置いてあり、直営店よりもずっと安く買うことができます。ただ、スーパーのものは日用品扱いでバキュームされていないものもあるので、帰国後はダメになってしまう前に早めに食べ切ることをオススメします。]
⑥ビール
美味しいビール持ち帰りたいな~というビール好きの皆さんは、ぜひ缶ビールを買って帰りましょう。スーツケースに入れてしまえば問題なしです。もちろん瓶ビールを持って帰ることもできますが、重い上に割れてしまうリスクもありますよね。
スーパーに行くと、下の写真のように色々な銘柄のビールがずらっと並んでします。缶ビールは大体プラスチックのフィルムで6缶まとめた形で置かれていますが、必ず6缶丸ごと買わなければいけないわけではないので安心してください。6缶パックの値段の隣には缶1本ごとの値段が表示されていますので、1缶単位で買いたい人はフィルムを遠慮なく破って必要な本数だけ取ってOKです!
オススメのオランダビールについて知りたい方は、以前書いたこちらの記事をぜひご覧ください。
続いては、「残る」タイプのお土産について。
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