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オランダからこんにちは!#5 ‐ビール編‐

連載5回目の今週は、「ビール」がテーマです!

ヨーロッパでビールが美味しいところといえば、真っ先にドイツやベルギー、チェコなどが浮かぶでしょうか。イギリスなんかでは、Pubで飲む文化が根付いていますよね。

オランダにも美味しいビール、たくさんあるんですよ。

というわけで、今日はオランダでのビール事情や美味しいビールなどを紹介していきたいと思います。ちなみに、ビールはオランダ語でBierと書きます。

*オランダ人とビール*

火曜日のベトナム担当よーじさんが紹介されていた「キリンビール大学」というサイト、面白そうだったので私も覗いてみました。世界各国のビール生産や消費の動向についてポップにまとめられていますね。

オランダはというと、国自体が九州サイズで小さいため年間生産量では特に目立ってはいません。1人当たりの年間消費量を見てみましょう。最新データ(2018年)によれば、オランダでは世界で12番目に多い1人当たり年間約78リットル、中ジョッキにして約179杯のビールが飲まれていました。想像すると結構な量ですが、これを多いと取るか少ないと取るかは…あなた次第です(笑)

私の周りのオランダ人にもビール好きな人が多いです。家での集まりやパーティー、カフェやバー、レストランなど色々な場面で飲まれています。女性は、もちろん人にもよりますがビールよりワインを好む人が多い印象があります。

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*Bruin café(Brown pub)*

オランダのビール事情を語る上で外せないキーワードがいくつかあります。その1つがBruin café。Bruine kroegとも言います。文字通りに直訳すると「茶色いパブ(バー)」で、昔ながらの歴史あるカフェバーのことを指します。カウンターには様々な種類のビールのタップが並んでいて、中には17世紀から続くようなお店もあるそうです。この「茶色」は、木で作られたインテリアや内装が長年使いこまれてできた色と、今は禁止されていますが昔は店内でたばこが吸えたため、そのヤニで壁紙などが茶色く煤けた色から来ています。店内のイメージはこんな感じ。下の写真は、ユトレヒトにあるBruin caféに行った時のものです。歴史が感じられ、雰囲気が最高ですね!

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*オランダ国産のビール*

中世から続く歴史ある醸造所のものから新しいブランドのものまで、オランダ国産のビールは沢山あります。また、最近トレンドの「クラフトビール」と呼ばれるジャンルのものも増えているようです。

ここからは、現地でよく飲まれているビールをいくつかピックアップして、紹介していきますが、その前に一言!

オランダの美味しいビールは、Heineken(ハイネケン)だけじゃない!

とは言え、一番有名なブランドに触れないわけにはいきませんので、最初に簡単にお伝えします。笑 

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