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働く女の前向き離婚

それは意外にもやってきた決心だった。
前から考えていたことでもあったかもしれない。
家を出ること。

家を出る決意から出るまではスケジュールも心も忙しかった。出た後はやることと言うより考えることが多かった。

離婚は本気だ。
それが自分だけでなく、伴侶の幸せにもつながるのだ。
どうか同意してほしい。これが切実だった。

考えるとき、調べる。調べて私は愕然とした。

「離婚 夫 諦めてもらう」
「離婚 認めてもらう」
「離婚 わかってもらう」

このような検索をしても、検索結果は、

「離婚したい妻の決意を変える」
「離婚から仲良し夫婦へ」

このような内容の検索結果ばかりが出てきて、私の探す答えは見つからなかった。

自治体の相談窓口へ行く。

窓口の人たちは皆毅然としながら頼もしいアドバイスをくれた。
そして最後には判で押したように言われる。
「あなたは仕事があるからいいですね。まずは家を出ることです。
先に住む場所を見つけてからですよ。」

自治体の相談窓口は、真っ先に収入があるのかを聞く。
当たり前の質問なのだろうが、伴侶の収入に依存している妻を救う相談を用意しているのがデフォルトだ。
これは今後あらゆる場面で遭遇する。

弁護士事務所へ相談に行く。
これが実はかなりしんどい経験だったのだが、(のちの記事で事実を述べるとして)
言葉を選ばずに言うと、弁護士のお仕事の最先端はどうやら、
「夫の収入なければ暮らして行けない妻を、新しい彼女と結婚したい夫が離婚する」
と言う状況の妻に、経済的にできるだけ有利にことを運ぶサポート

世の中に、
「あなた、働いているんじゃない。なら言うことはないです。」
と言われているような気がした。

経済力のことはとても大事だし大きい。
離婚を決意する上で一番大きなネックになると思う。

それでも、働いていると言っても、ザクザクお金があって余裕があるわけではない。
私は困っているのだ!
前向きに、次の人生のステージに行きたいのだ!
そもそも、離婚しようとすることが生まれてはじめてで、どうやっていいかわからないことだらけだ!

そう、世界の真ん中で叫びたいと思った日が何度かあった。

家を出てから2年弱。
離婚届を出して、正式に離婚をした。

目指していた前向き離婚に、多分近いところまで行けたのかな?
答えはこれから出るかもしれない。

それまでの間、答えが見つからなくてたくさん悩んだ。
はじめてなので戸惑うことも多々あった。
感謝したいことがたくさんあった。

そんなことを書いていきたい。

働く女の前向き離婚。

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