闘病記 vol. 3 〜骨肉腫〜
昨日は朝から入院に備えてPCR検査をしに病院へ。その後は感染防止のため、自宅待機ということで、仕事は、お休みをいただいております。
さて、vol. 1では腫瘍が見つかった経緯、vol. 2では悪性腫瘍の疑いが出できたことを書いてきました。
今回はそこから現在に至るまでを書きたいと思います。
某有名私立大学病院を紹介され、国立病院から送ってもらった生検で採取した細胞を再度検査してもらった結果、開口一番に骨肉腫の可能性が強いと言われました。そして次の日から当日から3日連続で検査をして欲しいとのこと。検査を通して腫瘍が他の場所にもないかなど、身体の状況が正確に知ることが目的でした。
検査結果次第で考えられる手術内容は以下の3つでした。
①腫瘍が上腕骨にしかなかった場合
この場合は腫瘍とその周りの骨を切除し、身体の他の骨を移植+抗がん剤治療7〜8ヶ月
②腫瘍が右腕の他箇所に見つかった場合
この場合は腕の切断です。こうなったら、本気でパラリンピックを目指そうと思っていましたし、そのための道筋もかなり具体的に考えていました。
③身体の腕以外にも腫瘍があった場合
これは考えたくもなかったので、割愛します。笑
全ての検査が終わった翌日である30日火曜日、私が告げられたのは①腫瘍が上腕骨にしかなかったでした。正直②を覚悟していたし、診察室の前で待ってるいる時は気が気でなかったので、安堵感がありました。そこからは予約で埋まってた7月中の手術も調整してもらえ、今週末に入院、手術が決まりました。
想定されていた中で軽度な状況ではありましたが、いざ手術が決まると怖いです。8時間を予定されている手術ですし、腕を開いた時の状況次第で腕に機能障害が残る可能性や腕を切断する可能性もあると言われています。
そして8月からは抗がん剤もあります。母の闘病時に副作用も見てきたので、これも怖いです。
でも、多くの人から励ましの言葉や優しさをいただき、本当に力になっています。おかげで、幸せな気分となり、気づいたらネガティブな感情がいなくなっています。
もちろん、100%元の状態に戻るとは思っていませんが、今の目標は3つです。
①生徒と一緒に身体を動かせるようにする
②人生を楽しむ
③この経験をプラスにする
こんなことを考えながら、今生きています。具体的に書こうとしたら、長くなったので、また今度書きます。
さっきも書きましたが、下を見ずにポジティブに考えられているのは、人のおかげです。
一緒に笑える友人たちがいて、病気のことや今後のことを相談出来る人たちがいて、対応に追われる日々のなかで私のフォローまでしてくれる職場の人たちがいて、心配してくれる人たちがいて、応援してくれる人たちがいて、一番近くで支えてくれる彼女が……いなかった。笑
幸せですよ。生きてるだけで丸儲けです。ようやく色んな有り難さに気付けました。
You'll never find a rainbow, if you're looking down.
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