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2023年MGCがレガシーハーフと同日開催に決定

どうも。お久しぶりです。
ゆーすけです。
2022年12月8日、パリ五輪マラソン代表選考会MGCの開催日と場所が発表されました。
東京でレガシーハーフマラソンと同日開催となりました。
予想通りではあったのですが、そう考えた理由を書こうと思います。

MGCとは

東京五輪から導入されたマラソンのオリンピック代表選考会のことです。
上位2名が代表に内定します。

導入された理由

なぜ一発選考のMGCが導入されたのか。
それは選考過程の透明化やマラソンの強化のためです。
導入以前は選考結果が発表されるとだいたい揉めていました。
サッカーのW杯の代表選手発表を思い浮かべるとわかりやすいのではないでしょうか。
選考会が3つほどあり、天候やコースが違う中で選手を比較し、代表を決める必要がありました。

なぜ同日開催の予想をしたか

私は東京開催であるならば、「レガシーハーフとの同日開催」を予想していました。
なぜか。
それは交通規制が少なくなるからです。

もし、別日開催だった場合に交通規制がどうなるかを考えてみましょう。
新宿・国立競技場近辺では、1年にレガシーハーフ、MGC、東京マラソンの3回交通規制が行われることとなります。
この3回という数字。実は東京マラソン創設前の数字と同じなのです。
東京マラソンは東京国際マラソン、東京国際女子マラソン、東京シティロードレース(元々はハーフマラソン)を統合して誕生した大会です。
東京マラソン創設時、交通規制の時間を延ばすために大会統合というウルトラCを打ち出した(はず)です。
新大会(MGC)が交通規制を担当する警視庁の納得を得られるとは考えにくいです。

また、前回のコースを有効活用することができます。
MGCは国立競技場完成前だったこともあり、レガシーハーフのコースと全く同じではないです。しかし、コース設定の手間が省けます。

パリ五輪のコースは東京より遥かに過酷

MGCで上位に入った選手が走る、パリ五輪のコースにも東京開催となる理由があります。
コースは平坦なところが多いものの、最大高低差が大きいとの特徴となります。
東京のコースは序盤と終盤に高低差30~35mの坂があります。

それに対し、パリ五輪のコースは中盤に約160mの高低差があります。

これは丘の上にあるベルサイユ宮殿前を経由するため発生したものです。

アテネ五輪代表選考の東京国際女子マラソンで、高橋尚子さんが終盤の登り坂で失速したことが思い出されます。
それの比ではない高低差があります。
なぜこのコースでマラソンをしようと思ったのか不思議なほどです。
(理由はこちらで説明されています。フランス革命由来です。)
タフな選手を選ぶという意味ではそれなりに高低差がある東京のコースが最適でしょう。

まとめ

私は、MGCのレガシーハーフとの同日開催は交通規制の都合と考えています。
前回大会のコースやレガシーハーフのコースを活用できますが、全く同じにはならないと予想します。
パリ五輪のコースはタフ。


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