直感と肌感覚 - 自分の内側の感覚にイエスと言おう

仏教用語に『心身一如（しんしんいちにょ）』という言葉があります。

仏教の教えでは、生も死も、心も身も一体であるというのが根本思想です。

有難いことが起こったから感謝するのではなく、感謝しているから有難いことが起こるのです。

感謝の言葉を心で唱えることを少なくとも３年続けた場合、心に変化が起こってくるのだそうです。

スピリチュアルを学ばれている方には当たり前のことだと思われますが、意外に頭ではわかっていてもできていないときもあると思います。

私も知識から魂レベルまで落とし込むまでに１０年以上の年月がかかりました。

もちろん、落とし込めていないことも多く、今でも学びの最中でそれは一生続くと思っています。

そして、こちらの『お金シリーズ第一弾』にアクセスが続いています。

『いいね』もまさかの４００越えで、２年近く前の過去記事がこんなに読まれていて共感の声をいただけるのは有難い限りです。

🔗 お金のリテラシーの育て方

このお金シリーズ、まだまだシェアできたらいいなと思うアイデアがあるのですが、お金をことを語るのはとてもデリケートなことでもあるので、なかなかブログ記事にはしにくいのです。

ブログで一般公開という形ではなくて、お一人お一人に対面でお話する機会があればいいのですが、私の考えは一般的な考えとかなり違っているかもしれない部分もありますので、受け入れられる方とそうでない方がいらっしゃると思います。

なのでブログではどなたにでも受け入れやすいリテラシーを中心に書いておりますが、実際の私自身はそれをベースにかなり直感に従って動いています。

ずっとそういうふうにしてきたというわけではなく、心の声を無視して世間で言われる一般的な正しいことのようなものに従っていた時期もあったのですが、そういう時期の私は全然ダメでした。

いつの頃からか、メディアや世間の言うことにそれは違うと思い始め、自分自身の肌感覚に従うようになってから、人生が上向き始めました。

それは私の肌感覚なので、それをお教えしても、その方のものではないのでうまくいかないと思うのです。

ここではお金のことを書いているようですが、それだけではなく、恋愛・結婚・子供の教育など、人生で対峙しないければならないあらゆることに、直感といいますか、肌で感じる何か、魂がイエスと言っているのかどうかが大切で、そこの部分を無視したり、見えないふりをしてしまうと、絶対にうまくいかないものだと思っています。

私のブログを読んでくださっている方の中で、たとえお一人でも、私の書く文章の行間から何かを掴み取ってくだされば、そして、苦しみがあるのならそこから少しでも光を見ていただけばいいなと思い記事を書いています。

もしも、今、何か困難なことや大きな心配事にどんよりとした憂鬱な気分になっている方がいたら、それは絶対にずっと続かないということを忘れないでくださいね。

私たちの意識の在り方で、物事の流れは大きく変わっていくものです。

起こることが起こっているのですから、淡々と受け流しながら、今ここにあるものに感謝してみましょう。

実際のところ、辛いときに有難いと思うことはなかなか難しいと思いますが、まずは言葉だけでいいのです。

心が伴っていなくても、まずはそんな経験をさせてくれた相手や出来事に心の中で『ありがとう』と言ってみてください。

意地悪な役や困ったちゃんの役を演じているくれている魂の友に、影でこっそり感謝の念を送ってみましょう。

慣れないとすごく心が騒いで辛い気持ちが倍増されるかもしれませんが、だんだんと何かがゆっくりと溶けて状況が変わっていくかもしれませんよ。

＜追記＞

お金シリーズは、定期購読マガジン「ミカリュスの魔法の玉手箱」でかなり突っ込んだカタチで書いています。

しかし、それでも書ききれないこと、そして書いていても伝わらないことがあり、（なぜなら、お金の問題に限らず、人それぞれの体験や経験値によって、沁み込むことと沁み込まないことがあるので）さらに知りたいという方とは対面でセッションをさせていただくことも考えています。

いつになるかはわかりません。

そして、ブログでの募集はいたしません。

またお金というのものは、循環するエネルギーですので、その部分だけをなんとかしようとしても、どこかで歪みが出てしまうのです。

なので、やっぱり愛と感謝の気持ちを常に忘れずに、身近な人、大切な人たち、そして一期一会で出会った人たちすべてに、優しい気持ちで接して、愛の循環を起こしていくで、社会全体への豊かさへと繋がっていくのだと思っています。

元記事：直感と肌感覚（ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱）
August 30, 2017 08:27:37 テーマ：気づき