心と体にミラクルが起こるフランス式呼吸法

真面目で働き者の夫は、ストレスがたまってくると首の周りが硬くなり動かなくなってきます。

年に二回は信頼できるオステオパシーの先生にマッサージしてもらい、首の後ろの詰まりを取り除いてもらっています。

その先生はホメオパシーなどの自然療法にも詳しく、私が腱鞘炎がひどくて困っているときには、夫を通してホメオパシーのお薬を教えてくれたりする良い先生なのですが、今回、あまりの夫の首のコリがひどいので、勧めてくれたのが、フランスの有名な医師が開発し推奨しているコエランス・カーディアック（Cohérence cardiaque）という呼吸法です。

この呼吸法は、とてもシンプルで、１日３回、５分ずつするだけで、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが減り、若返りホルモンのDHEAを増やす働きがあるとのことです。

５秒間、息をゆっくり吸って、５秒間、息をゆっくり吐きます。

これで１０秒間の呼吸になります。

これを３０回繰り返すと５分間になります。

朝、起きて、ベッドやお布団から出て、椅子に座り背中を伸ばして呼吸します。

この朝の呼吸が一番重要だそうです。

そして、お昼の前に５分。

夕方に５分の合計３回できれば完璧だそうです。

心臓と脳は非常に深い関係にあり、ストレスや不安、怒りなどのために不規則になっている心臓の動きを、呼吸によって整えることで、脳が整い、自律神経が乱れが改善されるとのことです。

その結果、先ほど述べたように、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが減り、若返りホルモンのDHEAを増え、心理面だけなく身体的にも健康を保てるのだそうです。

呼吸に集中することは慣れていないと瞑想と同じで、たった一回だけでもムズムズしてきて他のことがしたくなってきてしまう人もいるかと思います。

そこで、慣れるまではこちらのビデオを見ながら、やってみてください。

真ん中の青い丸が上に上がっている間の５秒間は息を吸ってください。

今度は青い丸が下がってきますので、その間の５秒間は息を吐いてください。

ビデオはちょうど５分くらいなので、ビデオが終わるまできっちりと呼吸を続けるのがコツです。

早い人は２週間くらいで、体調の変化を感じるそうです。

そして、続けることで太りにくい体になるそうなので、お金もかからず１日１５分だけなので、興味のある人は、騙されたと思ってやってみてくださいね。

他にはやっぱり自然に触れることがとても大切だと感じています。

どんなに忙しくて、会社の昼休みなどに近くの公園などを少しだけでも歩いたり、お休みの日など時間のあるときに、自然のあるところで過ごすことで、自分一人では補給できないエネルギーを分けてもらうことができます。

特にパソコンなどを使って１日中座って仕事をしている人や、接客などで常に人の気に触れている人は、ほんの少しの時間でも一人になって、木の幹に触れてみたりしてみてください。

毛糸の帽子をかぶっているので、頭が丸い私です。

魔法使いのおばあさんみたいですが、これも私もです。

以前の私は、呼吸なんてあまり関係ないと思っていたのですが、今は、呼吸が全てと言っていいほど大切なことだということがわかりました。

これはやってみて、続けた人だけがわかるミラクルなのです。

それでは、皆さま

ゆったりしたウィークエンドをお過ごしくださいね。

フランスから愛を込めて❤️

ミカリュスより