すべては関心を持つことから

関心は心を開き無関心は心を退化させる

雑踏の中で人の会話を録音して後で聞くとその内容はほとんど分かりません。メカは忠実に音を拾っているからです。でも人は雑踏の中でも会話は出来ます。その人に関心もって聴くことで相手の声だけ拾うことができます。


 関心をもたれることは心地よいものです。無関心でほおって置かれることは辛く悲しいものです。ネグレクト(無視、育児放棄)、無関心でほおって置かれた子供は体重も身長も遅滞し、心を閉じてしまいます。大人でも同じです。一番辛いことは無関心でほおって置かれることです。児童虐待のニュースを聞くたびに悲しくなります。慈しみある日本人の心を復活させたいと思います。


 心のドアをノックする行為は日常的には挨拶。おはよう、こんにち、笑顔で挨拶されたら自然に心のドアは開きます。マザーテレサは「愛の反対は無関心」と言っていますがその通りだと思います。まずはこうした身近なことが大切ですよね。


 心理学ではラポールという言葉があります。心の架け橋です。笑顔で挨拶して橋が出来る。その橋を行き来して人は関係をつくっていきます。その入口は仏教では和顔、愛語と言っています。夫婦で喧嘩しても翌朝は笑顔で挨拶。子供にとっての心の最大の栄養素はお母さんの笑顔(*^_^*)身近な人に関心の窓を開けておきましょう。

全ては関心から動き出す。

  無関心社会で孤立、孤独で事件は起こります。

  無関心社会で孤独死65歳以上年間26,821人(2019年)

  児童虐待件数 2020年20万5029件(氷山の一角)

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