キャリア

📻FMぜんこうじで6月病という内容の話でリミッターを外すという話をしました。要は制限を設けないということなのですが、「私には無理です、出来ません、ムリムリできない」、という制限をつけてしまうとそこで止まってしまって前に進まない。制限をかけることがストレスになってしまう。制限をかけた自分への否定感情が生まれる。「できません、無理です」というのと「はいやってみます」どちらが伸びる人だろう。心の持ちようは“ひらく”こと。開いている人にストレスに強い。ストレス解放については“思いっ切り”が大事。声をだす、運動する、という身体を使っての解放が大切。この思いっ切り、とても大事な気がします。でも、年齢を重ねていくと思いっ切りはかえって体に悪いこともあるから、若いこれからの子供たちや青年世代に伝えたい内容でもありますね。

 今月のテーマ「キャリア」
 キャリアというと経験や能力、積み上げてきたものということになりますが、将来どうなりたいか小学生時代はあこがれや夢のようなもの、中学になってくると少し具体的になってくる。そして、高校の進学方向が決まり、そこから専門学校や大学へ進学へとつながってくる。だから中学時代はとても大事だということにある。自分の将来への想い、未来の自分が今の自分を導いてくれる。
 人生を季節にたとえれば、生まれてから10代は冬の時代、20、30代は春、40,50代は真夏、60,70代は晩夏から秋、80,90代は冬に戻っていく。人生80年として6月が40歳となる。1日24時間でみると正午が40歳になる、こうしてみると先を考えて限りある人生をどうするかとても大事なことが分かる。いつ、何歳でもセカンド、サードキャリアとして何を始めてOK。
でもファーストキャリアでどんな生き方、働き方をしたかは一大事だと思う。

 社会人だと定年は延びています。年金で生活することが難しくなっていることを考えると生涯現役も視野に入れてキャリアを考えることが大切かもしれないと思う。キャリアは仕事(自分の専門性)、家庭、個人と3つ場がある。どんな職につきたいか、どんな家庭を作りたいか、自分個人で何を実現したいか、こうしたことはずっとついて回る気がする。

コロナ感染でオンライン、在宅となって夫婦関係にひずみが入ったという話を聞くことがある一方で「夫在宅症候群」のような話も聞くことがある。仲の良かった夫婦が、夫が定年になったら旅行して等考えていたけれど、いざ家にいる姿を見ると、1日家にいて、新聞をくまなく見ている。朝、昼、晩の食事の準備から、何もしようとしない夫にイライラする、そして体調まで悪くなる。そうならないように定年後のキャリアを考えておくことは円満な夫婦関係にとっても大事。

こうして見てくると
 小学、中学時代に考えるキャリア
 高校時代に考えるキャリア
 専門学校、大学で考えるキャリア
 就職してからのキャリア
 定年後のキャリア等 いくつか分けられる。これらに対して具体的に考えるのがキャリアプランということになる。成功している人はそこに実現したいことが明確になっている。どうなりたいか、どうしたいか、このことをキャリアアンカー(価値観)アンカーは船を止めておく錨(いかり)を表している。自分が実現したいことを考えるくせを持つことはとても大事だと思います。

今月のポイント
 「自分の人生一度きり、年齢関係なく自分の在り方を考えましょう」
お知らせ
ミック研究所・佐藤カウンセリングルームでは6月よりカウンセリングの予約システムを入れています。ご活用ください。
https://www.tl-assist.com/user/reservation/v7uqfimr/menu?staff_id=1067


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