9月1日問題

「家族を守る、自分を守る」
8月子供は夏休み、大人も休暇を取り家族で旅行に出かけたり、田舎に帰ったりといつもと違う生活になる。このいつもと違う所に何が起こるかというとストレス反応が起きることになる。いつもと同じならストレスはたまりにくい、いつもと違う楽しいことでもいつもと違うことで神経使ったりして心身の不調が起こる。それが起こるのが休み明け。
 子供だと9月1日問題がある。子供の自殺で一番多い日が9月1日、学校が嫌いな子供はとても憂鬱になると思う。まして、一学期に嫌なことがあったりしたら尚のこと。おそらく、8月の最後の週位から寝られないとか、頭が痛いとか、お腹を下すとかいろいろ前兆があるかもしれない。もし、子供が行きたくないと言い出したら、「どうしても行きたくないなら休んでいいよ」と許可することが良いと思います。親からのこの言葉、子供からしたらとても救われると思います。子供の立場に立ってみてください。
 それをきっかけに親子で対話すると良いと思います。対話だから一方通行にはならないことです。ゆっくり話を聴いて、ゆっくり対話しましょう。子供が精神的におかしくなったり、自殺を考える位なら何日か休んでも問題じゃないと考えるべき。子供は子供なりに考えていることがあるからよく話を聴いて、どう切り替えるか一緒に考える。

 さて、大人はどうしよう。休み明けから仕事が入っている。休むわけにも
家族構成によっては1日フルに子供に付き合わなければならないという場合は相当ストレスになると思うの。ストレスは自分の意思でコントロールできるか、言い方変えれば裁量権があるかどうかにかかっている。裁量権が自分以外の誰かが持っているとしたら相当疲れてしまう。仕事も一緒です。
考え方は、時間管理準備段取り 自分の守り方
1日の時間を見ると、生活時間(睡眠、食事等)と活動時間(働く時間)、リフレッシュ時間(家族とだんらんや趣味等)、投資時間(読書や学びの時間)、アイドルタイム(待機時間)こうしたバランスで動いている。ポイントは4つ。
1.この中で大事なのが生活時間
まず生活時間ですが、夏は暑くて寝苦しい、睡眠不足にならないように注意が必要、遅くても11時前には寝る、寝るための工夫、エアコン、お風呂、バランスの良い食事、ビタミン不足にならないように注意必要。

2.気持ちの吐き出し、気持ちを吐き出すだけで心の整理整頓が整う。「仕事行くたくねー」「そうよね~休み明けの仕事は嫌よね~」と共感され、共有するだけでずいぶん違う。人は共感されたいと、心から思っているから、共感して、その上でポジティブに「あなたらなら大丈夫」と声をかけてあげるだけでもいいと思います。

3.アイドルタイム、工場ではアイドルタイム(待機時間)とも言いますが、要は準備時間ということになります。休み明けはいつもより早めに出社するくらい余裕をもって出社すべき。仕事モードに切り替えるために早めに寝て、早めに出社する。ぎりぎり出社することでストレスに追われる。早めに出社してストレスを迎え撃つ。

4,自分だけのルーティン、自分を守るためのルーティン。切り替えの自分だけの方法、野球選手ならどんなに遊んでも寝る前の素振り、日記を書く、1分間瞑想、寝る時間を決めるでもOK。一流アスリートたちのゲンを担ぐ行為、自分を取り戻す儀式のようなものを習慣とすることで自分をコントロールすることが出来る(自律) 他律生活だと疲れてしまう。4つを意識してみて行ってください。
 自分を守れるのは自分しかいない、一流と言われる人はそこを知っているのだと思う。
生活の時間は24時間で動いていますので、自分が自分らしく生きられるために24時
間の時間をどう使うか切り替えのスイッチを持っておくと良いと思います。
 
ワンポイント  
「24時間の生活時間を通して自分を守りましょう」 
https://www.micc-co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?