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☆本#261 SF「わたしたちが光の速さで進めないなら」キム・チョヨプ著を読んで
韓国の若手作家。SFジャンルの短編集。
「館内紛失」から読む。主人公は妊婦。亡くなった母のマインドに会いに図書館へ行くも、リンクが絶たれていて館内紛失していることがわかる。で、母に会うまでの前の話。
発想が面白い。人のマインドを図書館に残すって、今後ありそうでなさそうな。
ほかの作品は、宇宙に行ったり、ある宇宙人は数年で死んでもまた生まれ変わって何度も何度も現れたり。普段読まないジャンルなので、新鮮な部分あり。といっても、探検系の典型的なSFではないので、戦いはない。
登場人物の名前で韓国人の話だとわかるけど、英語名の話もあってそれだとあまり日韓の文化というか考えというか、に差がないのだなと気付いた。
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