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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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#短編

☆本#314-7 「蛇を踏む」「センセイの鞄」「大きな鳥にさらわれないよう」「真鶴」川…

「蛇を踏む」は表題を含む短編3作。表題は、くまの話を含む短編を数冊読んでいたので同様のフ…

☆本#312-3 孤独「子のない夫婦とネコ」群ようこ著、「疼くひと」松井久子著を読んで

前者は短編集。中年夫婦、姉妹、熟年離婚した男性、シニアカップルらが、犬猫との暮らしを選び…

☆本#257 独特「悲しき酒場の唄 騎手」カーソン・マッカラーズ著を読んで

表題2作と、ほか短編5作。 著者は、1917年生まれ。日本の大正6年。これは1951年以降に書かれ…

☆本#254,255,256 「桜ハウス」「夫の火遊び」「ほろにがいカラダ」藤堂志津子著を読…

シリーズものの3作品。 桜ハウスに住む(あるいは住んでいた)女性4人が出てくる短編。主人公…

☆本#235 「記憶屋0ゼロ」織守きょうや著を読んで

本の総ページ数が少なく、ラノベ的な感じもあって数時間でサクッと読める短編集。これはシリー…

☆本#232 変わらないこと「ヴェネツィアの宿」須賀敦子著を読んで

この本を10数年前に読んだのは、自分のように海外で暮らしていた人に興味があったころ。その時…

☆本#230 不思議とリアル「一人称単数」村上春樹著を読んで

著者と思われる人物の、10代の頃のガールフレンドとその兄と偶然会った話や、醜いけど魅力的な女性との話や、温泉旅館で会った言葉を話す品川出身(?)の猿の話、書き下ろしが表題の、8作品の短編集。 それぞれそれなりによかったけど、品川猿と表題が印象的。 前者は、言葉を話す猿という設定で、著者の独特の不思議な世界観が出ていて、最後にそもそも品川猿はそこにいたのか?的流れもよかった。 著者は、5年ほど前に群馬の小さな旅館に泊まる。そこの浴場で、年老いた猿が働いていて話しかけられる。

☆本#225 「浮遊霊ブラジル」「とにかくうちに帰ります」津村記久子著を読んで

どちらも短編集。前者も後者も表題作がよかった。 前者の表題作は、町内会で海外旅行に行こう…

☆本#174 「素敵な日本人」東野圭吾著

短編9話。 どれも一捻りあって、伏線もちゃんと回収されていて、ポジティブなエンディングも…

☆本#145 どうやらノンフィクション?「うたうおばけ」くどうれいん著

ダイアリーエッセイ?どれも超短編で1〜4ページぐらい。なんか新しいジャンルっぽい。1ページ…

本#104/105 村上春樹訳「大聖堂」「愛について語るときに我々の語ること」レイモンド…

以前、「ささやかだけれど、役に立つこと」を読んだことがあったけど、それほど記憶に残らなか…

☆本#103 人の普遍「黄金の少年、エメラルドの少女」イーユン・リー著を読んで

大学院からアメリカに移住し、後にグリーンカードを経て、国籍もとった中国生まれの作家の短編…