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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2023年9月の記事一覧

☆本#503 罠「煽動者」ジェフリー・ディーヴァ著を読んで

キャサリン・ダンスのシリーズ4作目。 2つの事件、子供たちの問題、キャサリンの恋愛事情の急…

☆本#502 温暖化 「生きもの「なんで?」行動ノート」きのしたちひろ著を読んで

内容やイラストがよかったので、なんとなく読んでみた。 著者は農学博士で、本作では生きもの…

☆本#500,501 騙し合い「シャドウ・ストーカー」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

キャサリン・ダンスのシリーズ3作目。ライムとアメリアも中盤に少し登場。ライムが事件の物的…

☆本#498-9 「ロードサイド・クロス 上下」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

キャサリン・ダンス捜査官シリーズ2作目。 事件解決までの6日間。前作で、入院中死亡した刑事…

☆本#494-7 宿敵「バーニング・ワイヤー 上下」「カッティング・エッジ 上下」ジェ…

どちらもニューヨーク市警科学捜査顧問ライムのシリーズ9作目と14作目。逃亡中だったウォッチ…

☆本#493 キネシクス「スリーピングドール」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

著者のライムシリーズを読んだ時、人間の所作や表情を読み解く捜査官、キャサリンのスピンオフ…

☆本#491,2 「十角館の殺人」「黄金の囁き」綾辻行人著を読んで

先日読んだ若手作家の小説で著者の館シリーズが出てきて、興味を持ったので他の作品と合わせて読んでみた。 確かに90年代に出版されたミステリーに設定等が影響を及ぼしていそう。 「十角館~」は大学生が主人公。大学のミステリ研の7名が、昔事件があったという十角形の奇妙な館に、コネを使って滞在することになり、一人また一人と殺されていき…。 一方、元ミステリ研の江南(かわみなみ)のところに不可解な手紙が届く。差出人の名前から、死んだ後輩の父親と気付き、四重殺人を思い出す。その父親は既に