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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2023年4月の記事一覧

☆本#436-8 理系的ほのぼの「工学部・水柿助教授の日常」「逡巡」「解説」森博嗣著を…

著者に近い人物の小説ということで、いつか読もうと思ったいたので一気に読んでみた。理系的思…

☆本#434,435 追い詰められ「魔女の組曲 上下」ベルナール・ミニエ著を読んで

セルヴァズ警部シリーズ3作目。 セルヴァズとラジオパーソナリティのクリスティーヌが主な語り…

☆本#433 復讐 「夏に凍える船」ヨハン・テオリン著を読んで

スウェーデンのエーランド島シリーズ4作目。 元船長で84歳のイェルロフ、クロス家の子供ヨー…

☆本#432 ヒトの普遍的な傾向「バカと無知」橘玲著を読んで

著者は、参考文献や研究データをベースにしていて、テーマがそれぞれ興味深かった。例えば、シ…

☆本#430,431 裏切り「氷結 上下」ベルナール・ルミエ著を読んで

著者のデビュー作で、セルヴァスシリーズ1作目。 解決までの長い紆余曲折、主人公の負傷、最…

☆本#429 健康寿命「BLUE ZONES 2nd edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルー…

ナショナル・ジオグラフィック誌とチームを組んだ著者が世界の長寿研究者らを巻き込み、長寿者…

☆本#427,428 罰「死者の雨 上・下」ベルナール・ミニエ著を読んで

シリーズ2作目。 シリーズ4,5,2の順で読んでしまったけど、セルヴァズとハルトマンの関係を知るには1から読むほうがいい。 セルヴァズは、教養はあるけど格闘は弱く、自分の世界に入っていつも暴走する傾向。 冒頭、監禁された女性の様子が描かれ、彼女の進捗も話の間に挿入される。 嵐の夜、フランス南西部の学園都市で、女性の変死体が見つかる。女性は名門校の教師で、現場にいた学生ユーゴが容疑者として捕まるが容疑は否認。彼の母親は、セルヴァズを裏切った元恋人マリアンヌだったことから、マ

☆本#426 復讐「姉妹殺し」ベルナール・ミニエ著を読んで

セルヴァズシリーズ5作目。 セルヴァズが警官として初めて担当した姉妹殺し事件と、それから25…

☆本#425 理系的考察「オメガ城の惨劇」森博嗣著を読んで

昨年秋に出た作品。 最後にベニコもちょっと登場。 語り手はフランスの科学雑誌記者のミヤチ…

☆本#424 「夜」ベルナール・ミニエ著を読んで

著者は2011年、セルヴァス警部シリーズ1作目でデビュー。これは3作目。 この作品だけでも読め…