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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2023年2月の記事一覧

☆本#408 親子「透明な螺旋」東野圭吾著を読んで

著者の本はあまり読んだことはないけど、最近読んだ海外ミステリーよりはサクッと軽く読めた。…

☆本#407 正義「ストーンサークルの殺人」M.W.クレイヴン著を読んで

英国推理作家協会賞受賞作。ワシントン・ポーシリーズ第一作。 英国カンブリア州に点在するス…

☆本#406 不倫と許容「A2Z」山田詠美著を読んで

著者の本を久々読む。 主人公は編集者で35歳。アラフォーの夫も編集者。どちらも実績を認めら…

☆本#405 望むまま「女薬剤師」イングリート・ノル著を読んで

この作品は著者の3作品目だけど、日本に紹介された本としては1作目。それは1996年。 デビュー…

☆本#404 スウェーデンが舞台の本と映画

「冬の灯台が語るとき」ヨハン・テオリン著 ストックホルムからエーランド島に移住し、灯台側…

☆本#402,403 人生って「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」「そして私は一…

著者がすい臓がんと診断されてからの日記。 2020年12月、著者は腹痛が続く原因はテレビ出演の…

☆本#400, 401 ゆとり世代的 「悪意の森 In the woods 上下」タナ・フレンチ著を読んで

ダブリンが舞台のミステリー。 20年前、ダブリンの郊外の森で少年少女3人が行方不明になり、少年だけが見つかった。が、彼は記憶を失っており、何があったかわからず、少年と少女はその後も見つからなかった。 語り手のロブは、その時見つかった少年だけど、名前を変えて過去を秘したまま刑事になっていた。 ある日、同じ森で少女の死体が見つかる。捜査を始めるロブと同僚のキャシー。この事件は過去の事件と関係があるのか、それとも…。 この作品は著者のデビュー作で、数々の新人賞を獲得。 が、主人公