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☆本#400, 401 ゆとり世代的 「悪意の森 In the woods 上下」タナ・フレンチ著を読んで

ダブリンが舞台のミステリー。
20年前、ダブリンの郊外の森で少年少女3人が行方不明になり、少年だけが見つかった。が、彼は記憶を失っており、何があったかわからず、少年と少女はその後も見つからなかった。
語り手のロブは、その時見つかった少年だけど、名前を変えて過去を秘したまま刑事になっていた。
ある日、同じ森で少女の死体が見つかる。捜査を始めるロブと同僚のキャシー。この事件は過去の事件と関係があるのか、それとも…。

この作品は著者のデビュー作で、数々の新人賞を獲得。
が、主人公が若干へたれな若者で、そのせいもあってか1文が長い過ぎ。
それと、結末がグレーゾーン的でちょっとすっかりしない。が、そこがある意味新しかったのか?タイトルも正直微妙…。

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