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#映画

映画「ジャンヌ・デュ・バリー国王最期の愛人」を観て

18世紀のフランスが舞台。59年間にわたり在位したルイ15世と、彼の最後の公妾ジャンヌの話。 …

5次元 映画「インターステラー」を観て

制作は米英で、2014年公開のSF映画。169分(長い)。 監督はクリストファー・ノーランなので、…

幸福とは。映画「ポトフ 美食家と料理人」を観て

2023年フランス映画。 19世紀末、フランスの森の中のシャトーに暮らす有名な美食家ドダンと、…

映画「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」を観て

2014年フランス映画。実話ベース。 アウシュビッツのサバイバーが経験を語るシーンが印象的。…

追求 映画「ロストキング」を観て

イギリス映画。実話ベース。 45歳のフィリッパは、ストレスがたまると発症する病気を持つ。仕…

盲導馬 映画「アップルとわたしのカラフルな世界 Apple of my eye」を観て

2016年アメリカ映画。 馬術の全国大会に向け、日々練習に励んでいた15歳のベイリーは、ある日…

自由でエレガント 映画「大統領の料理人」を観て

2012年の実話をもとにしたフランス映画。 南極のフランス観測基地でドキュメンタリーを撮影をしていたオーストラリアの女性が、そこのフランス人の料理人が、以前はフランスのエリゼ宮で数年大統領専属のシェフをしていたことを知る。なにか話が聞けないか接触するも、断られる。 その女性、片田舎で小さなレストランを営んでいたオルタンスは、スカウトされて新しい職場へ行くと、そこはエリゼ宮で、大統領専属で昼食を作るシェフだった。素朴な母の味が食べたいと要望した結果、彼女が選ばれたのだ。 勤

それぞれの人生 映画「午前4時にパリの夜は明ける」を観て

1981年パリ。夫が家を出て、女と暮らし始める。ひとりで二人のハイティーンの子供を養うことに…

映画「ウィンストン・チャーチル」を観て

日本人のメイクアップアーティストもオスカーを受賞した、2017年イギリス・アメリカ映画。 19…

映画「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」を観て

ドキュメンタリーっぽくて、伏線のようなものは回収されず、2部構成で150分の長い映画。好みは…

じわじわと深刻、映画「フロリダプロジェクト 真夏の魔法」を観て

2017年アメリカ制作。 6歳のムーニーは、フロリダ州ディズニーワールド側の安モーテルにシン…

映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を観て

2020年7月に91歳で亡くなった作曲家、エンリオ・モリコーネのドキュメンタリー。多数の音楽家…

映画「危険な関係」(ジャンヌ・モロー主演)を観て

1959年制作のフランス映画。ラクロの「危険な関係」の映画化。 アメリカ版は観たことがあった…

セルフビルド、映画「サンドラの小さな家」を観て

2020年アイルランド・イギリス映画 サンドラが幼い娘ふたりと家で遊んでいると、夫が帰宅し、娘たちに外に出るよう言う。外は寒いと嫌がる長女にサンドラはそっとメッセージを伝える。 娘たちが外にでるや「家を出るつもりなんだろう」とサンドラを責め、暴力をふるう夫。サンドラはこの夫の暴力から実際逃げようとしており、長女は母親があらかじめ指示していたように警察に駆け込む。この時、逃げようとするサンドラは手を夫に踏まれ、負傷。 その後サンドラは離婚し、女性支援グループの紹介でホテル住ま