マガジンのカバー画像

地方起業で自治体をパートナーにする方法

43
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

地方に住み、自治体と働くということ⑬ ~スタハ東京がとにかくすごい件

地方に住み、自治体と働くということ⑬ ~スタハ東京がとにかくすごい件

東京都が開設した「TOKYO創業ステーション」、略してスタハ東京。とにかく素晴らしいんです!!

何が良いかって、スモールビジネスでの起業を考えている人に対するサポートが手厚すぎ!東京の丸の内と多摩の2拠点あり、メンバー登録は誰でも無料でできます。登録したら打合せスペースやコピーなどのファシリティ、書籍など各種サービスが使える都心一等地に通い放題という。。。

また、起業経験あるコンシェルジュが常

もっとみる
私は、自治体のパートナーを生み出す人でありたい。

私は、自治体のパートナーを生み出す人でありたい。

私は常々、自治体の業務委託の質を落とし、意思決定を骨抜きにしているのは、コンサルの力不足なのだと思っています。

端的に言うと、行政の仕事を稼ぎの手段とみなしているだけの企業や、地域を良くすることに対して委託費以上のインセンティブがない企業は、地域課題のコンサルをやってはいけないと思うのです。

なぜなら、当事者ではないから。
失敗しても、誰かのせいにしてしまえるから。

発注者が決めてくれないか

もっとみる
地方に住み、自治体と働くということ⑫ ~地域起業のテーマ探し

地方に住み、自治体と働くということ⑫ ~地域起業のテーマ探し

前々回の記事で、地域ブレーンの重要性について書いていたので、今回は地域ブレーンのタイプを分類してみようと頑張ったのですが・・・。
あまりうまく分類できなかったので、もうちょっと考えてみます。

ということで、今日は「地域起業のテーマ探し」について書いてみたいと思います。

1.起業とは付加価値を生み出すこと。その方法は?この記事は、都会で仕事をするビジネスパーソンを想定して書いています。なので、テ

もっとみる
地方に住み、自治体と働くということ⑪ ~地域のブレーンを育成するには

地方に住み、自治体と働くということ⑪ ~地域のブレーンを育成するには

「なぜ地方自治体は全国で同じことをやるのか〜皆で同じことをやると確実に失敗するメカニズム〜」という記事が、最近の自分の中でのホットトピックです。

これを読んでいて感じるのは、「地域には、自治体のブレーンが少ない」という事実。

まちづくり計画などは、外部のシンクタンクやコンサル会社に発注することが多いのですが、これが曲者。

政府が全国に普及させたい制度などを、補助金を出して政策的に誘導するので

もっとみる