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オンライン忘年会の作り方ノウハウ

皆様、こんにちは。ニットの小澤です!「note読んでます!」と言っていただくことが多くなって、「有難いな~」と思いつつ、すっかりめっきり書けていないな、、、という気持ちになっていたら、、、、、なんと1ヶ月も書いていないではありませんか( ;∀;)…自分でも驚きを隠せません…。広報担当として、あるまじきや…(´;ω;`)

という訳で、最近、コロナの第三波が激しくなっており、「年末の忘年会どうしようかな…」とお悩みの方も多いかなと思い、今回は【オンライン忘年会】について、書こうと思います!

ちなみに、なんと、先日、NHKさんでニットの忘年会を取り上げていただき、昨年の幹事だった伊藤尚さんを取材していただいてます!良かったらご覧ください!

ニットでは、3年前からオンライン忘年会を実施しており、今年で4回目です!【オンライン忘年会のプロ企業】だと自負しています(←自分で言うんかいw)
「コロナで、今年の忘年会、どうしようかな」と悩まれている皆様にとって、少しでも、お役に立てたら嬉しく思います!では、参りまーす!


社内イベントって、オワコン?

私は全然オワコンだと思っていません!!!

個人が集まって、人生の時間を共にするのが、会社。もちろん、業務を遂行して、事業を前へ進めることが会社ではありますが、そこに繋がりを感じられたり、繋がりがあることで士気が上がったり、心理的安全性が高くなったりするんだと思います。だからこそ、忘年会や新年会、社員旅行、期末の打ち上げなどはその会社の仲間であることを感じられるとても大事なものだと思っています。

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最近では、忘年会スルーとか、飲み会に「行く必要あります?」と言っちゃう若者、というのが象徴的ではありますが、上司としては人と人としての関係性を作っていきたいという想いを伝えつつ、メンバーがその飲み会に「行きたい」と思ってもらえるような組織運営ができることが凄く大事なんじゃないか?と思っています。ちなみに、私は昔から、すごく飲み会は大事にしていて、お酒は弱いものの、4次会とか、朝までとか、だいたい最後までいるメンバーでした。無理はしなくて良いとは思いますし、何も生産性がないと言われたらそれまでですが笑、それでも、その時に時間を共有したことが、何者にも代えがたい関係性となっていることも少なからずあります。

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また、社内のキックオフやイベントは、基本的に優先してきました。お客様とのアポよりも、どんなものよりも、最優先。社内の人との関係性こそ、どこかで助けてもらえることもあります。


今年の忘年会はどうする?意識調査

◆忘年会の意識調査サマリ
・約半数の人が、忘年会の参加により新型コロナウイルスへの感染リスクが高まると回答。
・今年職場の忘年会が開催された場合に参加したくない、と答えた人は24.6%となった。
・参加したくない、と答えた人の理由で最も多かったのは「新型コロナウイルスへの感染が不安だから」(88.6%)となった。
・忘年会の開催場所について望ましいものを尋ねる問いに対し、回答者全体では、「飲食店」(44.8%)「オフィス」(33.7%)「オンライン(24.6%)の順となった。年代ごとの回答を見てみると20代、30代では「オフィス」と答えた人の割合が「飲食店」を上回る結果となった。
https://www.jfd.co.jp/news/422/

◆忘年会への参加による新型コロナウイルスへの感染リスクについての意識
およそ半数の人が、感染リスクが高まると回答しました。多くの人が、従来の忘年会の様式では感染リスクが高いと考えていることが伺えます。

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◆2020年、職場の忘年会への参加に対する意識
24.6%の人が、参加したくないと回答。一方で、37%の人が、参加したい・どちらかといえば参加したいという回答でもある訳です。

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参加したくない理由も、大半がコロナ。ということは、オンラインでも、通常の忘年会みたく盛り上がることができれば、問題ない!むしろみんな、求めている!?とも言えますよね。

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※調査機関:日本フードデリバリー株式会社

◆今年の忘年会開催の有無
「忘年会」または「新年会」を開催しない、というのが88%。昨年は開催したけれど、今年は開催しないというのが66%…。大企業に至っては、92.9%が「実施しない予定」と回答している。

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※調査機関:東京商工リサーチ




















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そこで、ここからは、「オンライン忘年会」の作り方ノウハウをお伝えします!


オンライン忘年会の作り方ノウハウ

◆企画を成功させるための3つのポイント
①コンテンツ設計:
オンラインで行う前提でオンラインに適した企画を立てること
②参加者の積極性醸成:
「参加したい!」と思える目玉を用意し、参加を呼びかけること
③参加者の物理的に参加しやすい時間:
自社にあった時間帯・形態(オンライン)を選ぶこと

ニットは、働くママも多いので、③は本格的なスタートを22時にすることで、ママ達も子どもを寝かしつけてから参加することができるような工夫をしました。また、オフラインだと東京に住んでいる人しか参加できない可能性が高いですが、オンラインにしたことで全世界から参加者が集まりました。

オンラインで忘年会を開催するメリデメ

◆メリット
・オンラインのメリットは、自分で好きな食べ物や飲み物を用意するので、費用を自由に調節できます。(会場代、飲食代、交通費などの大幅な削減が可能)
・自宅や出先からでも参加できるので、子どもが小さくて家を離れられない人や海外からでももちろん参加可能です。ちなみにニットの忘年会では、幹事6人だけでも、函館・東京・広島・アメリカ・クロアチア・エルサレムと所在地がばらばらでした。
・ツールによって小人数のグループ分けをしたり、資料を見せたりということも簡単。ゲームなどを企画する場合はやり方次第で普通の宴会よりも快適に進めることができます。
◆デメリット
・通常の飲み会とオンライン忘年会の決定的な違いは「音声が全てまとまって聞こえてしまうこと」です。声を分散させる工夫が必要です。
・お酌をしてくれる人、お料理を出してくれる人はいないので、全て自分で準備せねばなりません(ケータリングを各家庭に送ることも企業工夫の一つですね)


ニットの2019年オンライン100人忘年会の様子

◆コンテンツを設計する際の気を付けたポイント
①忘年会でよくやりそうなゲーム(忘年会の雰囲気醸成)
②新人もベテランメンバーもどちらも楽しめる内容(交流の活性化)
③誰か一人がずっと喋り続ける状態を回避(オンラインツールの特性を考慮)

▼当日のアジェンダ

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クイズも「社長の写真はどれ?」「社名の由来は?」はなど、社歴に関係なく楽しめる内容にしました。


◆当日盛り上げる際の気を付けたポイント
・出来る限り、顔出しを依頼
・最初に、皆が声を出したり、チャットを盛り上げたりする
・運営側はもちろん、参加者にサクラを依頼しておく

▼秋沢社長の乾杯!

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社長は、別件があったために、外から参加!笑


◆コンテンツ設計のポイント
「オンライン上で全て完結すること」以上!
ニットには、海外組もいるので、自宅に物理的な郵送をすることは難しいため、全てオンラインで完結することが重要なポイントでした。

▼クイズ大会

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▼ビンゴ大会

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◆幹事の拘りポイント
特に参加してほしいと思ったのは、「参加したい」「参加したくない」というはっきりとした意思をもった人たちの間にいる、「参加したいけど、どうしようかな?」と迷っている人たちや、育児に追われてなかなか飲みに行くことができない人たち。
だから、そういった層にも気軽に参加してもらえるように、個別に声をかけたりしました。それから、途中参加・退出しやすいプログラムにして、タイムテーブルを事前に知らせることで、それぞれの都合に合わせて参加・退出しやすくしました。
退屈する人やその場に馴染めない人がいなくて、そこにいるみんなが楽しめる場にするにはどうしたらいいかについても、みんなで話し合いましたね。その結果、オンライン上で大人数でも楽しめる、ビンゴゲームやクイズをプログラムに盛り込みました。

図7

オンライン忘年会のノウハウまとめ

良かったら、こちらからご覧ください。


今年のニットは、どんな忘年会やるの?

今年は、これまでの忘年会より規模を拡大して、TV番組風に様々なコンテンツを用意し、「そこまでやるの!?」という忘年会を実施する予定です!

◆TV番組風!オンライン忘年会!
●概要:お客様・メンバーをオンラインで繋いで、慰労会、表彰、ナレッジ共有、レクリエーション等
●開催日時:12月18日(金)13:00~18:00
●規模:200人規模を想定

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社外の方々にもご参加いただけるように準備をしておりますので、良かったら皆様、ご参加くださいませ。また詳細が決まりましたら、ご連絡します!


最後に

今年は、「とある企業様のオンライン忘年会のファシリテーション」という司会・進行を務めるお仕事も入っております。去年だったら、考えられなかったことだな、と。

コロナも第三波が激しくなっています。もう、様々な物事のオンライン化は、避けて通れないと思います。この時を、耐えしのぐと捉えるのか?変化のチャンスと捉えるのか?オンライン忘年会は、一つの事象に過ぎませんが、こういうところから、自社の方向性、組織の在り方を見直してみるきっかけを創ってみるのは、どうでしょうか?

本日は、以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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