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NHK出演のきっかけとTV露出における3つのポイント

皆様、こんにちは!HELP YOU広報の小澤です。段々と秋めいてきましたね~!私、かき氷が大好きでして、友人と「カキ氷活動」をしておるのですが、今日は、念願かなって、廚 otona くろぎに行ってきました!1カ月前に行ったら、3時間半待ちだったので、泣く泣く断念…。今回は、10時開店に向けて、9:30にお店いって、整理券をもらって、1番のお客様!というわけで、栗とほうじ茶のカキ氷をいただきました。1つ2900円!!!!美味すぎて、それ以上の価値でございました(*´з`)

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さぁ、それでは、本題に参りましょう!今日は、昨日、NHKに載せていただいたのですが、その背景やきっかけ、TV露出のポイントなどをお知らせしようと思っています。

今日の内容は、Voicyでも語っておりますので、良かったらお聞きください。


NHK出演のきっかけとTV露出における3つのポイント

NHK:取り上げていただいた番組

取り上げていただいた番組は、『週刊まるわかりニュース』。土曜日の朝9:00-9:30で全国放送されている報道番組。

一番左の深川アナウンサーが直接取材に来てくださいました。(なんと、タメだと分かって、色んな話で盛り上がりましたw)

NHK:出演までの流れ

◆時系列
①10/27の昼→ディレクターさんから会社へ電話
②10/27の夕方→お客様(サンゴバン様)調整OK
③10/27の夜→翌朝にニット社長+営業の調整OK
④10/27の夜→商談させてもらう別企業調整OK
⑤10/28の9:30~→ニット@五反田オフィスで撮影
⑥10/29の9:00~→サンゴバン様@長野工場で撮影
⑦10/30の9:00~→番組放送

◆①②③で行ったこと
まず電話が掛かってきた時点で、重要なのはスピード。番組の特性を理解した上で、いつの放送か?どのくらいの尺か?何を期待するか?絶対外せないものは何か?を徹底的にヒアリング。今回は、【オンライン忘年会を初めて実施する企業の絵】が必須だと理解したため、複数社のお客様を提案したところ、「サンゴバン」様に白羽の矢が立ちました。すぐに、サンゴバン様へ電話+メール。ありがたいことに、お客様も即座に対応いただき、10/29の取材調整が実現。NHKさんとしては、ニット以外にも声を掛けておられたようですが、10/27の19時頃に、ニットに決定。そこで、ニット社内も翌朝9:30で取材調整を行いました。

◆④で行ったこと
今回、【オンライン忘年会】がテーマでありながら、実際のオンライン忘年会は、12/17なので、随分と先の話であり、忘年会風景は撮れない。したがって、今回の番組は【インタビューしか絵がない】というのが最大のネックでした。そこで、「ニットへお越しになる際に、『お客様へ提案するシーン』なんかも、入れてみたら良いかもな」ということで、知り合いの企業経営者に「明日、オンライン忘年会の提案を受けてくれない?」とお願いをして、そのシーンを用意しました。

◆⑤で行ったこと
⑤ー1:ニットへお越しになって、最初に「オンライン忘年会とは?」をディレクターさん+アナウンサーさんに伝える。テレビの人たちは、その道(今回であればオンライン忘年会)のプロではないので、そこはこちらがちゃんと説明する責任があるかな、と思っています。
⑤ー2:(前日までに)説明する用に、オンライン忘年会の提案資料や過去のオンライン忘年会の写真などを用意しておく
⑤ー3:(前日までに)撮影しやすいように、社内のスペースを確保しておく(モニター用意、椅子用意、撮影できるスペース用意)
⑤ー4:当日、撮影の段取りを一緒に決めていく。構図、インタビュー項目、必要な資料…等々
⑤ー5:営業マンへの取材(オンライン忘年会の顧客の状況変化、問い合わせ内容、ニットのオンライン忘年会サービス説明)
⑤ー6:営業がお客様への提案シーンの撮影(ZOOMで繋いで実施。お客様の表記方法なども指示)
⑤ー7:社長への取材(オンライン忘年会をやる価値、最近の動向、お客様の声など)

◆⑥で行ったこと
サンゴバンさんは、長野の諏訪にある企業。東京から電車だと3時間半。車だと2時間半。ということで、6:30渋谷出発で、ロケバスで直接取材に行かれるとのことだったので、「私もロケバス同乗して行っていいですか?♡」と直談判。めちゃくちゃ驚かれましたが、OKが出て、朝から元気に出発。
オンラインでしか会ったことがないお客様と対面でき、感無量でした( ;∀;)
・the工場!というシーンを撮影すべく現場撮影
・工場長の忘年会への想いや期待
・過去のリアルで実施した忘年会の説明
・社内みんなへの案内メール
これらを撮影。私はニコニコとして、うんうんと頷きながら、途中で、サッと情報をお伝えしながら、見学。また、お客様と色々と会話しながら、親睦を深めてきました。更に、
・諏訪感を表現すべく、「諏訪湖」の撮影
をされた時には、「なるほどーーー」と思わず膝を叩いておりました。そして、データを東京へ送る間に、みんなでランチ。アナウンサーさんがタメだということが分かって盛り上がり、また番組の作り方やメディアの課題など、様々なお話をさせていただいたことも貴重な時間でした。


NHK:コーナーの構成

◆コーナーの構成(約7分間)
①世の中の潮流(忘年会7割見送りの実態、新橋での生声)
②オンライン忘年会サービスを始めた企業(営業シーン、社長の声)
③オンライン忘年会を今年始めた企業(the諏訪、製造業、工場長の想い)
④コミュニケーションのプロ視点(牛窪様)

いやぁー、この構成が素晴らしいですよね!企画が立ってから、ものの2日間で、この構成を作成し、臨機応変に撮影し、編集していく。TVマン、特に、報道関係者の皆様には、頭が下がります。

▼忘年会7割見送りの実態

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▼よくあるオフィス訪問シーン

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▼営業の商談シーンの様子

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▼社長のインタビュー

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▼サンゴバンさんの在る長野県の諏訪!を表現

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▼よくある企業紹介(ここの撮影されたシーンはカット)

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▼the製造業!を表現すべく、工場内を撮影

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▼工場長への取材風景

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▼過去のリアルで忘年会をやっていた時の写真

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▼オンライン忘年会の社内展開メール

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▼コミュニケーションの専門家(これは小澤ノータッチ)

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ニットがテレビに出られた背景

①オンライン忘年会の記事をこれまで多く発信していたこと
②日経新聞や朝日新聞、TBSなどの露出実績をHPに載せていたこと
③スピード感があったこと

大きくはこの3つ。更に、ディレクターさんのリサーチ→興味→問い合わせの時系列で分解すると、こうなります。

①ディレクターさんの【リサーチ段階】
オンライン忘年会のサービスリリースや盛り上げるコツを執筆した記事など、とにかく、「オンライン忘年会」と検索したら上位にニットの情報が来る状態になっていた、というのが一番大きいと思っています。だからこそ、「発信をしていなければ、取材は来ない」と思っています。だって、その事実を知り得る機会がない訳ですから…。

②ディレクターさんがニットに興味を持つ段階】
会社のHPを見た時に、日経新聞、朝日新聞、TBS、テレビ朝日、マイナビニュース…などの露出実績を載せているので、「この会社は信頼できるな」と思ってもらいました。やはり、ベンチャー企業ですから、「この会社をTVで放送して大丈夫かな?」何なら「反社じゃないかな…?」ということが不安なわけです。また、こういったメディア実績があることで、「この会社は取材慣れしてそうだな。広報マンがちゃんといそうだな」と思ってももらえます。だからこそメディア露出実績はHPに載せることをお勧めします。

③ディレクターさんがニットに【問い合わせてもらった段階】
問い合わせまで来ていただいたら、あとはスピードと配慮の勝負です。①②は日頃のコツコツとした持久力の成果ですが、③は広報マンの瞬発力と営業力です(笑)

▼瞬発力
・電話は絶対に即出る
・メールは秒で返す
▼営業力
・相手の意図を汲む(まず傾聴しまくる)
・相手の特徴を掴む(話のトーン、リーダーシップなど)
・番組の特性を分析する
・ニットの引き出しを準備する(社内調整、資料準備など)
・押して、押して、押して、引いて、グッと押す


テレビ露出における3つのポイント

◆テレビ露出のポイント
①スピード
②絵になること
③一緒に
創り上げていくこと

テレビは新聞やwebメディア以上に、特に上記3つが重要だと思っています。

①スピード
今回、問い合わせから放送まで3日でしたが、これでも余裕がある方だと思います。報道系だと、朝撮って、夕方に放送というレベルもザラ。ニュースですから、即時性は重要ですよね。だからこそ、私も、テレビの取材依頼があったら、何よりも最優先で行動しています。Mtgや商談は中抜けしたり、電車に乗っていたら途中で降り、夜中であろうと対応しています。ベンチャー企業である私たちがNHKに出られるのであれば、取材対応の3日間ぐらいは、何よりも優先したって死にゃあしないし、むしろスピードが遅れたらせっかくの機会を逃してしまいます。

②絵になること
新聞や雑誌、WEBメディアは、テキスト+写真で表現できるので、取材時に聞いたことでも、少し違った表現をすることが出来たり、記者さんの書きたいものを書くことができますよね。ただ、TVはそうはいきません。全て、「絵」で表現しないといけない。だからこそ、広報マンとしては、材料をたくさん用意することが大事だと思うのです。

●材料用意→広報マンの仕事
●料理→TVマンの仕事

素材がたくさんあれば、料理もレパートリーが増えます。もやし、茄子、ニンジン、鶏肉、トマト、じゃがいも、リンゴ、鮭、ミョウガ、大葉、セロリ、しいたけ、レンコン、牡蠣、牛肉、羊肉、キャビア…とあれば、めちゃくちゃ豪華な料理が出来る。それが、もやしと茄子だけだったらめちゃくちゃ質素な感じになってしまいますよね。

TVと料理はそっくり。

料理人は自分の料理の仕方があるように、TVマンも構成や編集にその拘りがあられると思うので、そこはお任せする。しかし、材料を用意することは広報マンたちの仕事だと思うのです。

例えば、同じインタビュー内容だとしても、社長・営業・お客様の3者に言ってもらって、バランスを見て使ってもらうとか、様々なシーンを構想して、撮っておくとか。テレビは、撮り直しをすることがほぼ不可能です。「あぁー、あのシーン、撮っておけばよかったな…」「このシーン、もっと違った言い回しにしてほしかったな…」と思っても、後の祭り。

最終的に、使われなくてもいい。それでも、たくさんのシーンを用意して、撮影だけしてもらっておくことが、ゆくゆく活かされるということもあるのだと思うのです。

③一緒に創り上げていくこと
TVマンたちは、その道のプロではありません。例えば今回であれば、「オンライン忘年会」のプロではない。だからこそ、そこは私たちがプロとして、どういうものであるか?どういった効果があるか?世の中の流れはどうか?何を世の中へ訴えるべきか?などということをお伝えしながら、番組を一緒に創っていくという姿勢が大事だと思うのです。


オンラインイベントサービス

オンライン忘年会や新年会など、オンラインイベントサービスを展開しております!いつでも、ご相談くださいませ(^^)/


最後に

NHKさん露出の裏側、いかがでしたでしょうか?

良かったら、Voicyでも聞いてくださいませ(くどいw)

未経験でありながら、広報をZEROから立ち上げて1年3ヶ月。やっとNHKさんに取り上げていただけるまでになったことがとても嬉しく思います。また、改めて、TV関係者の皆様方のスピード感と報道魂に、感嘆の気持ちでいっぱいになりました。

更に、このスピード感のある対応ができたのも、社内の関係者とお客様の協力があって、実現できたこと。本当に感謝しています。これからも、世の中をリードできるような会社の発展を目指し、邁進していく所存です。

本日は以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m


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