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言葉に体温を乗せられるか?―効果的なテキストコミュニケーションの方法―

皆様、こんにちは。ニットの小澤です。テレワークが中心になると、「テキストコミュニケーション」が増えますよね?今回は「効果的なテキストコミュニケーション」と「Twitterのツイートまとめ」について、書きたいと思います。Twitterのツイートの分析やアナリティクスの公開もしています。是非とも、ご参考になさってください。

では、いきまーす!


言葉に体温は乗せられるか?

結論、乗せられると思っています。

そもそも、思考や想いは、言葉にしなくては、思っていないのと同義。だからこそ、思ったことは言葉にする。その時に、使う言葉によって、全然印象が違うからこそ、使う言葉には、気を付けたいと常日頃思っています。

◆言葉を使用する際に気を付けていること
・選定するワード
・話し方(抑揚、緩急など)
・言うタイミング

・伝える時の想いの強さ


テレワーク時代こそ、テキストコミュ力を磨け

テレワーク時代になって、チャットなどのテキストでコミュニケーションが増えた、という方も多いのではないでしょうか?オフィスにいたら、「おい!ちょっと、これ、どうなってる?」とか、「ここの、それを、バーンとカッコよく作っておいて!」といった、ふわっとしたやり取りでも、空気感で分かったり(…いや、さすがにコレでは成り立たないだろw)、「それって、前回の●●みたく作ったらいいですか?」とか聞き返したりしやすいので、コミュニケーションも楽。

ただ、テレワークになると、基本的にテキストでのコミュニケーションになるので、雑なコミュニケーションだと、仕事が前へ進まないし、何より、コミュニケーションコストが掛かってくるので、メンバーからの信頼がどんどん落ちていく。また、「上司が見ててくれていない」という気持ちにもなる…。テレワークでは、自律的に自立している状態じゃないと、なかなか難しいし、誤って伝わらないようにしないと、エビデンスが残ってしまうので、使う言葉は慎重にしないといけないな、と日々感じています。

ちなみに、テキストコミュニケーションがうまくいかずに、悩んでおられる年配の方のご相談もちょこちょこいただきます…。20~30代の人たちは、中学・高校ぐらいから、メール・チャットを日常的に使っており、絵文字やスタンプを使うことに全く抵抗がありません。したがって、気持ちを表現することに長けているな、と思います。特に、10代の子のスマホタイピングの早さたるや、全くついていけません…(´;ω;`)若い子から学ぶこともたくさんあるなぁ、と改めて思います。「テキストコミュニケーション」を円滑に行うためのコツを記載します。

◆語尾の一工夫
「OK」と言われても、「(元気よく)いいね!OK!了解!」なのか、「うーん、まぁ、OK」なのか、「全然納得してないけど、とりあえずOK」なのか、文字面だけなら分かりません。したがって、

「OK」
→「OK!ありがとう!」
→「OK(^^)」
→「OKだよ~☺」

という語尾のちょっとした一工夫があるかどうかで、受け取り手の印象が丸っきり違います。もちろん、関係性にもよりますが、そこまで関係性が築けていない場合は、一言、余分に、褒める。

◆褒めてから、指摘
合理的に進めたいので、私もしょっちゅう、指摘だけしがち。それだと攻撃的に映り、心理的安全性がなくなります。指摘したい時ほど、「褒める部分を褒めてから、指摘する」ということを大事にしています。

「●●の数字おかしいから、直しておいて」

「××さんの▲▲の仕事、すごく良かったね!ありがとう!それで、●●の数字なんだけど、ズレていると思うので、見直して置いてもらえるかな?」

褒めてから、指摘する。最終的に、こちらの方が、生産性が高くなるな、と思います。


◆カモの法則
何か指摘をする時に、語尾に「カモ」を付けるだけで、一気に文章が柔らかくなります。これは、簡単な方法です!ぜひ、お試しくださいませ!

「報告書の数字、間違っています」
→「報告書の数字、間違っているかも」


◆その他のオンラインコミュニケーションのコツ
以下は、チャットコミュニケーションを円滑にするための一工夫集です。基本的に、1人でテレワークをやっていると、不安になりがちです。積極的に反応したり、ネガティブな情報は電話して会話するなど、テキストだけで完結しない!ということも重要ですね。

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Twitterで見る言葉の力

言葉と言えば、Twitter。140文字でも、色んなことが見えてきます。発信内容から、反応がどのように違ってくるのか?ということをお伝えします。

◆達成しました系
【いいね629、RT13、コメ96
→「おめでとー!」というコメントをたくさんいただきます。いつも繋がりを感じて、すごく嬉しいです!


◆時流に乗った系
【いいね580、RT200、コメ4】
→時流に乗った系は、RTが多くなります。共感していただけるのか、ご自身のタイムラインに乗せてくださっている。めちゃくちゃ嬉しい。しかも、引用RTをしてもらえるので、本当に嬉しい…。引用RTしてもらったら、私はRTをしちゃう。嬉しくて。

◆自己開示系
いいね900、RT40、コメ26】
→2日で、272名のフォロワーさんが増えました。自己開示系はやはり強い。ちょっと照れ臭いのですが、これは言葉を発信する方法として、重要ですね。

↓ちなみに、アナリティクス。

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note(外部リンク)挿入はインプが下がる傾向にあるのですが、自己開示系noteの紹介ツイートは、247いいねも付けていただけました。これは、想定以上のいいね数で、正直驚きました。


◆会社(社長)紹介系
いいね1546、RT54、コメ32】
→2日で、329名のフォロワーさんが増えました。会社の顔としてTwitterをやっている以上、このツイートを通じて、たくさんの方に、当社社長の人柄を知ってもらえたことは本当に本当に本当に嬉しい。これで、うちの社長にも、「Twitterやりましょう!」とせっついて、今では、社長も始めてくれました。

↓ちなみに、アナリティクス。

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Twitterは温かい。
Twitterで出会ったたくさんの人がいて、Twitterがなければ出会えなかったんだなーと思うと縁って不思議。それにTwitterの中でも【興味】で繋がっているからこそ互いに刺激し、支え合ったりできています。

Twitterこそ、言葉で繋がるツール。言葉の温かさを究極感じられるツールだなと思っています。Twitter上で、色んなチャレンジをしているのですが、それは、また、追々。


手書きの手紙は究極温かい

昔から便箋が好きでした。文房具屋さんでも、便箋コーナーにずっといられるし、本当にたくさんの便箋を持っていました。あまり使うことはないのですが、営業時代も、お客様に手紙を書いたり、ちょっとした感謝の気持ちを認めたり、そんなことをしていました。

一昨年、中米ベリーズでツアーガイドをやっていた時は、全てのお客様に、最後のお見送りの時に、手書きのお手紙を渡していました。写真は現地で起業する直前に対応したお客様へのメッセージです。お子さんのいないご夫婦で、最後、空港でお見送りする時に、「私達の娘みたいだったわ。ありがとう」と手紙を読みながら、ハグして涙。

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おまけ:中米ベリーズへ移住する時に作った動画

家族への感謝の気持ちをまとめたMOVIE。今でも泣けてきます。やはり、言葉って大事だな~って本当に思います。


最後に

最近、「指殺人」という言葉を聞きました。匿名性の高いSNS上で、自分の意見とは違う人に対して攻撃的な発言をしたり、特定の人を非難したり。もちろん、言論の自由はあります。ただ、それぐらい、言葉というものは、自分が思っている以上に、鋭い刃にもなるんだということを意識した方が良いと思います。

また一方で、言葉は、衣のように温かく包む。悲しい時、苦しい時、孤独な時…。やはり、言葉によって救われるし、元気になれる。

これから先、AIが発達したり、コミュニケーションが楽ちんになったりするかもしれない。それでも、やはり、そこには、感情のこもった温かい言葉があり、人との関係性を築いていくんだと思います。

どんな時も、その言葉の先にいる人に、笑顔と勇気を持ってもらえるような言葉を紡いでいきたいと思っています。

言葉に愛を。
言葉に体温を。

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