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Clubhouseが流行る6つの理由と向いている人

皆様こんばんは。最近、すごい話題になっている「Clubhouse」。その流行っている理由や向いている人、SNSとの向き合い方について書いてみようと思います。ちなみに、コザワは、Clubhouseが向いていません((+_+))(笑)
今のところ、ちょっと苦手です…(´;ω;`)
そんなコザワの状況も踏まえて、書きました。

Clubhouseの詳細については、以下をご覧ください。

Clubhouseが流行る6つの理由を考えてみた

①繋がりたい願望
②UXが極度にシンプル
③有名人と絡める・聴ける
④「その時」しか聴けない希少性
⑤手軽さ
⑥仲間外れになる焦燥感

①繋がりたい願望

コロナによって、仕事以外の共通の興味や趣味で繋がって会話する機会も減り、飲食店の時短営業・不要不急の外出自粛などでダラダラとしゃべる機会も減っています。だからこそ、「新たな出会いを求めている」という社会的な背景が相まって、Clubhouseが流行ったように思います。

コロナで、Twitterを始めた人も多いなーという印象もありますが、Twitterからオンラインで会話しよう!って移行するのも、なかなかハードルが高いのが現実。だからこそ、Clubhouseはものすごくライトに繋がって、会話するのも、聞いているのも自由という「学校の教室でみんながそれぞれ会話している感」が心地よいのかな、と。Twitterで「Clubhouse始めました!繋がってください!」というツイートも増えました。(かくいう、私も、そのツイートをしましたw)


②UIが極度にシンプル

とにかく、シンプルなのです。

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ボタンがゴチャゴチャしていないのと、色味もシンプルなので、「なんか、デザインが好きじゃないんだよなー」という気持ちすら全く持ちません。(ちなみに、TikTokはエッジ立ってますよねー!私はなかなか慣れません…)


③有名人と絡める・聴ける

落合陽一さんやホリエモンさんなど、有名人がこぞって始めていたので、私たち一般人としては、その有名人と一緒に会話をすることが出来たり、世間話に近いような会話をちょっと盗み聞きしちゃうようなワクワク感もあるのかもしれないですね。「Clubhouse≒ラジオ」の要素としてもありますが、どちらかというと、「音声メディア」というより、「会話メディア」に近いので、リアルに触れるような面白さもあるのかなと感じます。


④「その時」しか聴けない希少性

これが中毒性が高くなる要素かなと感じます。録音NGですし、アーカイブされず、その瞬間しか得られない情報だからこそ、「これを聞かなきゃ!次、ここに参加しなきゃ!」と次から次へと聞いていくことで、段々、ハマっていく人も多いのかな、と感じます。また、予定調和ではないここだけで生まれる話もあって、飲み屋を繋いでいる感じも、何だか希少価値高いのかなと思います。


⑤手軽さ

これは、ラジオが再燃している要素でもあると思うのですが、聴覚情報って、情報量としてはすごくライトなもので、自身の行動を止めなくて良い。だからこそ、仕事をしながら、家事をしながら、運転しながら、歩きながら…と「ながら」に情報を得ることが出来るというのは、圧倒的に魅力ですよね。「スキマ」ではなく「ナガラ」の魅力。

以下は、得られる参考情報量の差ですが、やはり、視覚情報が圧倒的に大きい。だからこそ、対面を100%とした時に、ZOOMなどは45-85%だと言われていて、その開きの差は、視覚情報があるかないかの差です。要するに、会話をする際に、視覚情報があると得られるものは大きいですが、逆に、他事が出来る余白が無くなります。一方で、電話のように言語+聴覚情報の場合は、得られるものは45%ですが、55%は別に意識があっても問題ないとも言えるのです(重要な情報の場合は、意識を全集中させる必要がありますが)

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⑥仲間外れになる焦燥感

・招待制で2名に限定(招待こずに焦る)
・iphoneのみ
・入れた人がSNSに画像UPしており焦る

現在の様子は、こんなところかな、と思います。実は、お恥ずかしい話、先週の今日は、まだこのClubhouseの存在を知らず、月曜日に、社長が「Clubhouse使ってみたわー」と言っているのを聞いて、何ソレ?という状況でした。この1週間で、一気に瞬間風速的に広がっていったという感じですよね。この流行りが、いつまで続くのかな?というのも興味があります。


Clubhouseの役割

役割は以下の4つ。

◆Clubhouseの役割
①ファシリテーションする
②喋る
③聴く
④繋ぐ

様々なClubhouseの会話を聞いて思うのは、「②喋る」しかいないお部屋は、既に仲良しで盛り上がる輪があり、その中に、入りづらい空気がありました。。。山森さんのツイートがとてもそれを分かりやすく表現してもらっています。

「③聴く」や「④繋ぐ」の人は、「Clubhouse=ラジオ」の人。この人たちは、会話をリスナーとして聞いていればOK。

問題は、

・その会話に価値があるか?
・会話が面白いか?
・聴き続けたいと思えるか?

というファンを創っていけるのか?というのが、重要なポイントかな、と。その時に、やはり、「①ファシリテーションする」人がすごく大事だなと感じました。

Clubhouseは、ZOOMの全員顔出しナシの会議にすごーーーく似ていて(というより、一緒)、そのファシリテーションは、とても難しいと思っています。参加者の状況を聴覚情報だけで察知して、双方向のコミュニケーションを成立させる必要があり、媒介者となる必要性があるなと思っています。

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Clubhouseファシリテーションに向いている人

・前向きで明るくてテンション高め
・会話のテンポを作ることが出来る
・瞬時に言葉を紡ぐことが出来る
・声が通る(声色しか情報がない)
・途中参加者にもwelcome感を出せる
・参加者の状況を想像しながら、随時、会話設計が出来る
・参加者が発言したことを傾聴できる
・設定テーマの情報を圧倒的に持っている
・場を進めながらも裏でテクノロジーを使える
・タイムマネジメントが出来る

Clubhouseファシリテーターは、リスナーも含めたみんなが同じ温度感・空気感を感じられない中で、いかに、引きつけられるか?ということが勝負で、想像以上に難易度が高いと思います。やっぱり、ラジオパーソナリティーの方って、凄いですよねー!って改めて思います。

Twitterやnoteなどの活字になると、すごく良い言葉を発信されている人も、Clubhouseだと、発言が少なくなったり、おっしゃっていることが「?」となるシーンも、何度か遭遇しました。それぞれの得意を活かしながら、どんなSNSを使っていくのか?と取捨選択していく必要がありますね。

通常のオンライン会議やイベント進行におけるオンラインファシリテーションについては、以下のnoteをご覧ください。


Clubhouseの今後

・採用に使える?
・マネタイズは?
・リスクは?

この辺りが気になります。
●新卒採用であれば、一方通行というより、双方向に社員と就活生が声で繋がる機会も作れるかもしれないですね!
●マネタイズは、まだよく分かりませんが、噂話だと、広告収入というより、コンテンツ収入を設計されているとのことです。一人ひとりがフォロワー数を増やしながら、「この人、面白い!」とか、「ファンになっちゃう!」というように、自分のアカウントの価値を上げておくことが、今後、活きるかもしれないですね。今後のClubhouseの展開が気になりますね。
●リスクは、ライトだからこそ、言っちゃった…という取り返しのつかないことが、発信されてしまう危険性もありますよね。あと、今はまだ、招待制なのでそこまで変な人もいない印象ですが、これから先、そういう人が入ってきて、有名人とのやり取りの中で云々…みたいな。まぁ、これはどんなSNSでも同じことではありますが、より一層、リアルタイムに繋がってしまう危険性はあるかもしれないですね。


Clubhouse、私は今のところ、苦手…

正直なところ、私は、今のところ、Clubhouseがあまり得意ではありません・・・(´;ω;`)ナンダッテ⁉

・人見知り(既に輪になっている所に入っていけない)
・時間を決められて、拘束されるのが苦しい
・顔が見えないのは、ちょっと恐怖
・聴覚情報を「ナガラ」で聞けない
・結局、面白い!と思えない…

私は基本、活字が好きなので、Twitterとnote、NewsPicksが好きです。あと、あまり頭を使わずに受動的にみられるTVが大好きです。

・人見知り(既に輪になっている所に入っていけない)
こう見えて、人見知りなので、なかなか、盛り上がっているサークルに、後から入っていけない人です(´;ω;`)

・時間を決められて、拘束されるのが苦しい
あと、出来る限り、自分のペースの中で、時間を設定して、情報を得たいと思ってしまうので、どうしても、時間が決まっているのが苦しいなぁと感じてしまいます。

・顔が見えないのは、ちょっと恐怖
「この人、何考えているかな?」と考えがちなので、表情が見えないのは、その推察ができず、その人数が増えれば増えるほど、その恐怖は高まるな…と思います。更には、リスナーもいるんだ、、、と思うと、更に、顔が見えない人が増えるので、恐怖心が高まる、というのも、あります。。。

・聴覚情報を「ナガラ」で聞けない
音楽をかけながら仕事をするのも苦手です。声がないピアノ音だけとか外国語の音楽とかならまだ大丈夫なのですが、ポップミュージックをかけながら仕事なんぞ、全く集中できないので、本当に苦手です。ただ、孤独も嫌いなので、在宅の日は、ミュートでTVを付けて、仕事をしています。
聴覚情報をあまり欲していないのかもしれません笑

・結局、面白い!と思えない…
まあ、そのうちClubhouseも機能変わっていくでしょうし、「今のところ」という注意書きで逃げさせてください。ただ、人と会話すること自体は好きなので、数か月後に、Clubhouse有名人になっていたら、ごめんなさい!w

情報の海で波乗りを!

今や、様々なメディア、SNSなどで、情報が海のごとく溢れていて、簡単に手に入ることができます。だからこそ、その情報の海で溺れてしまう人も多いのではないかなと思うのです。

人間は時間だけが唯一の平等なものであり、結局は可処分時間の取り合い。

読書、学習、スポーツ、買い物、旅行、家族との時間、彼氏との時間、友人との時間…様々な選択肢との優先順位で自分で投下時間を決めていくことをしないと、すごく人生の時間が勿体ないことになるかもしれない、という危機感も持っています。

ただ、情報は宝です。その情報という海で、上手く波乗りができたら、こんなにも効率的で、効果的で、目標にたどり着きやすいものはないとも思います。要は、流されるのではなく、自ら選ぶということが大事だと思うのです。

コロナで偶然の出会いが減っているのはあるかもしれないですが、知り合いを拡げられる人は、Clubhouseなくても拡げていただろうと思いますし、元々、拡げられない人はClubhouseでも拡げられないのかな、と思います。元々繋がりやすい体質の人(Twitterがやっぱり親和性高そう)が加速してるだけかなという気もしています。

それぞれの人生の中で、情報の海を上手く波乗りして、カッコいいサーファーになりたいですね!

本日は、以上です!
長文を読んでいただいて、ありがとうございました(^^)/

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