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くつしたを買いに行った

クオリティーの問題なのか?それともそもそも消耗品だからなのか?持っているくつしたにことごとく穴が開いてしまっていることに気が付いた。

日本と違って靴の着脱頻度が少ないヨーロッパ生活では、靴下の指先が多少擦り切れていても気にせずに履き続けることが多い。(ただ私がズボラなだけだけど)

とはいえ、こうも一気にパッカーンと穴が開くものかね?

使っているくつしたの8割方に大小の穴あきが発覚した。


私は普段よく裁縫をするので、いつも手元に針と糸がある。小さなほころび縫いやボタン付けなどの流れで、少しだけ擦り切れているくつしたを見つけたらチャッチャと縫って補強する癖がある。

だがくつしたは布ではなく編み物なので、補強は出来ても復活はさせられない。あくまでも応急処置にしかならない。

そんな応急処置を施したくつしたたちが、年末この時期一斉に力尽きたのだ。一度補強した箇所がほつれてしまうともう救いようがない。大掃除ついでにサッパリしたい気分もあって、深く考えずにサッサと捨ててしまった。

そう、8割方の靴下が一気になくなった引き出しはすっからかん。

ということは、洗濯をさぼると履くくつしたがなくなってしまう!週1~2回の頻度でやっている洗濯では追い付かないくらいしか残っていない。

捨てた分の補給をしなければ!


街はブラックフライデーだかクリスマスだかで賑やかで混雑している。南仏ニースの大通りの繁華街にはくつした専門店なんてないから、モノプリか下着屋にでも行ってみるか。。。あ!H&Mがある!

どうせまた近い将来に穴が開くのは分かり切っている。だってくつしただもの。だったらお手頃価格のもので十分。

混雑した街を練り歩くのが得意ではない私はH&M一本勝負でくつしたを買いに行くことにした。


クリスマスシーズンということもあり、まず目に入ったのはレジ前ワゴンに山積みされているクリスマス柄のくつしたたち。赤や緑のくつしたはかわいいけれど、クリスマス以外で履く機会がない。私が欲しいのはシンプルでいつでも履けるくつしただ。

すると横のワゴンに犬柄のかわいいくつしたを発見!!キャー!かわいい!

犬好きにはたまらんデザインのくつしただが、私が普段履くにはちょいと柄が幼過ぎる。かわいいけど。。。

ワゴンをあきらめて下着売り場へ進むと、定番黒タイツの横にズラリとくつしたが陳列されていた。

その中から私が選んだのはモスグリーンやベージュ、茶色などのシンプル無地でショート丈のもの。前は黒を選びがちだったのが、最近ではなるべく黒を避けるようにしている。

なんとなく、黒って気分じゃないんだよね~。


ところでフランスで売っているくつしたにはサイズがある。H&Mでは36/38もしくは39/41が女性用だ。

実際の私の足のサイズは36だから、今までなら迷わずに36/38と書いてある方を買っていた。なので今回も自然とサイズ36/38の方を手に取っていた、が、しかし、だ。

穴が開いて捨てたくつしたのことを思い返してみた。ほとんどがつま先に穴が開いていた。私が手に取った同じサイズのくつしたよりもひと回り小さかったような気がする。

そうだ!くつしたは洗うと縮む。そして小さくなったくつしたは履く時に引っ張るからつま先に穴が開きやすいのかもしれない。

すかさず39/41のくつしたに取り替えた。

どうせ縮むから大丈夫よ。


そういえばいつの頃からか、私は実際の足のサイズよりも大きな靴を買うようになっていた。今履いているスニーカーは38だ。

スニーカーのつま先はスカスカだけど、中敷きのクッションと紐の縛り方でズレることはない。

よく考えたらハーフブーツも38だった。足首のところがしっかりとサポートしているので歩きやすい。

ネットで調べてみると、ヨーロッパの38は24.5~25cmに相当するらしい。え?!デカっ!私って25cmの靴履いてるの?!

アメリカにいた時はサイズ6(23cm)を履いていた。サンダルなら5でも履けていたのに。私の足、いつの間にこんなに大きく成長したのやら。


そして今回からくつしたも大きい方のサイズを購入している。

もし今、人に足のサイズを尋ねられたら何と言えばいいのだろう。25cmってちょっと言い辛いんだけど。。。

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