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オールドファッションブルース

GWももうあと二日。今週は赤い日(祝日)が並んでいるので久しぶりに定休日を返上して5勤中。今日はそのど真ん中の日。もう何曜日かわからない。
休んでいてもきっとダラダラと時間が過ぎているだろうから、自分が活躍できるってことはいいことだ。それも自分が作った職場だし、今でも働けるのはありがたい。
お店なんて綱渡りのようなもので、毎日あれこれ考えつつ軌道を微妙に変えつつやっているからなんとかなっているけど、いつも一寸先はどうなるかはわからない。綱から足を踏み外したらキャー!だし、綱が切れてもキャー!だしね。切れかかったことは何度かあるけど、なんとか繋ぎ合わせてやってきた。
そんなことを、お店の庇のテントを見ながら考えていた。「うわーボロボロやなぁ。穴も空いてるし。」でもお客さんはこれがおしゃれだと思ってくれるのか、バシバシ写真を撮ってくれる。おしゃれに見えても中身は必至のパッチ、そのうち限界がくるってやつ。(道具も人間も)

あんまりボロボロだから張り替えようかと思って探しているけど、既成の綺麗なのをつけたら絶対に合わない。私にエナメルの靴が似合わないようなものだ。
そこで友人でもある古布を使ってエプロンを作ってるkorculaさんに聞いてみたら、忙し過ぎて向こう一年まで身動きとれないらしい。
こうなったら行けるところまで行くしかないかな。
金魚すくいの「ぽい」(←針金に紙がはってるやつ)みたいに穴が空いていてもすくえたりするしね。

家を建てたいと企んでいることもあって、そういうふうにひとつひとつのモノについて深く考える今日この頃なのである。できるだけ、自分の持ち物を利用して作ろうとすると、どうやってしたらいいのか分からなくて眠れなくなる。ハウスメーカーみたいにパターンで作ったらあっという間にできあがるんだろうけどね。
お店も家も生き方がそのもの。ミアズの道具たちはみんな生き物だから大事にしないと!(写真は綺麗な頃のテント)




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