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こんな価値観古い、のか

あまり意識はしてこなかったけれど、私も古い方の人間かもしれないと最近よく思う。

古いというか体育会系気味というか。

いや、今年30になる私なんて、まだまだ若い方なのか?違うのかどうかが最近よくわからない。二社目以降、新卒をとらない会社しか経験してこなかったから、初々しい新社会人との絡みを経験してこなかった。

だから、感覚がずれている部分もあるかもしれないけれど。

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例えば、職場にかかってくる電話にはワンコールで出てほしい。しかも社歴が浅い若い人の方から率先して。

今どき電話が苦手な若者が増えているとはよく言うが、それは言い訳だ、と思ってしまう。苦手だからという理由で避けたいのであれば、会社員を選ぶべきではない。

避けたいことは避けられるような環境を自分自身でしっかり作って、起業なり独立なりしてほしい。

会社員であることを選んだ時点で、組織の中の人間として、ひとりのメンバーとしての立ち振舞は必要だと思うのだ。

まあ、慣れない仕事でまだ作業に没頭してしまうと電話への対応がおろそかになるというのは分かる。だが、ほぼ同じ人がずっと対応しているこの空気感を感じ取ってほしいし、そこに”まずい”と思ってほしいと願うのは、私が優しくないからなのだろうか。

他にもある。

こんなこと今どき言いにくいセリフではあるけれど、定休日やシフト上休みの日=休める日として認識しないでほしい。

いや、確かに休み権利はあるし、その日に仕事をするべきではない。

だが、何がなんでも休める日という認識はどうかと思うのだ。その日、休みたいのであれば、その日を迎えるまでにしっかりと終わらせることは終わらせておいてほしい。

その準備をしていないくせに、休みだったので・・・という言い訳はいかがなものか。しかも本当に多忙を極めるレベルならまだしも、そうではないはずの人がそういったセリフを吐く。

その日の対応ができないのであれば、自分の出勤日を期限としてお客様にお伝えをしておくべきだし、取引先にもスケジュール共有は絶対的にしておくべきだ。

それをおろそかにしておいて、”休みで確認がとれていなくて”なんて言い訳は聞きたくない。

例えば、営業職は売上を稼ぐことが仕事である。行き過ぎた例はあることは百も承知だが、売上が上がらない人は悔い改める必要があるのだ。だって、それがあなたの仕事なのだから。できないのなら、ただただ給与泥棒って呼ばれてもおかしくはない。

だから、売上が上がらないのであれば何かしらの改善策は自分で考えなければいけない。うまく時間をコントロールできるのであれば、もちろん正解としては休みはしっかりと休んで、出勤日の時間をフルで工夫しながら使って売上をあげてほしい。

だけど、できない人ほど、休みの日に仕事が入るのを嫌がる。嫌がって、それを平気で口にする。だからといって、その日に仕事が入らないように工夫も大してしていないし、休みの日まで働く私かわいそうでしょ・・・なんて言う。

そんな権利、君にはあるのか?と言いたくなることが多々ある。


そういえば、ネイルも。別に服装自由で相手に不快感を与えなければなんでもOKと言われる職場ではあるが、である。

偏見かもしれないが、ブラックのネイルというのはアリ、なのか。人によって、結構、受ける印象が分かれる色だと思う。ベージュや淡いピンクとは違う印象なのは間違いない。オフィスファッションのルールとして、悪くはないかもしれないけれど。なんていうか、悪くはないけれど、決して良いとは言えない感じ。

それを冒険してしまうのは、今のあなたの力量で可能なの?と聞きたくなる。


人へのダメ出しや会社への文句もそう。

ランチタイムに仲良しグループで集まって愚痴を言っていても何も始まらない。それ、上司に言えるほど正しいと思ってないから隠れてぐちぐち言っているんでしょう。

で、それを述べている人が完璧かと言われたらほど遠くて、え?そのレベルで人に、会社に文句いうの?って私は感じてしまう。

嫌なら辞めればいい。でもきっと辞める勇気も他でやっていける自信もないから、ここに留まりつつ文句を言う。文句言っているけど、あなたの給与を会社は払ってくれているのよ?と伝えてあげたい。それに見合う行動をあなたはしているのだろうか。

***

そんなこと思うのは社畜的思考なのでしょうか。

ただただ、一社会人として、責任を全うしてほしいと思う。

なんでも”ハラ”をつけて暴力として扱われる世の中だけど、その中には正しい指摘もあるはずな気がしてならない。そうして、指摘するべき事項が見逃されている雰囲気がとても嫌いだし、それを逆手にとって権利ばかりを主張する従業員も嫌いだ。

価値観の違いは誰にでもあるし、どこにでもある。

古い、のかな。会社への貢献度をもう少しだけでも真面目に考えてほしいと願うことは。


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