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【周りが気になるあなたへ】人は気にすれば気にするほど気にされてしまう

周りを気にする人

周りを気にして生きてしまう人は少なくないと思う。

私だって周りの人間が自分のことをどう思っているのかずっと気にして生きてきた。大人になるにつれてそれは減っていったが、やはり気になるもんは気になる。

でも、案外周りは思っているよりも自分のことを気にしていない。ほとんどが被害妄想や思い込みである。

失敗したら「ダメな奴」そう思われるかもしれない。変なことをしていたら「変な人」そう思われるかもしれない。そう、敏感に考えてしまう人は世の中にたくさんいると思う。

でも、周りって本当に気にしてない。思ったより気にしてない。

しかし、周りが本当にあなたを悪い意味で気にしてしまっていることもある。

例えば職場で悪い意味で注目の的になって、嫌なことを沢山言われるようになったり、学校でコンプレックスをからかわれたり、自分が気にしていることに注目されてしまうこともあるのは事実だ。

それは一体どういうことだろうか?

コップ一杯の水

今ここに生きる為に大切なコップ一杯の水があるとする。

そのコップの水は一日に一回、一杯だけ貰える。

さて、夕方になった時朝昼で飲んだためコップの水は半分になっていた。

あなたはそこで

「あと半分もある!」

と思うのか

「あと半分しかない」

と思うのかどっちだろうか。

スマートフォンの充電もそうだ。

あと30パーセントで「まだある!」と思える人と「もうこれしか残ってないのか」と思う人で差が生まれる。

私は、人があなたを気にするのか気にしないのかはここの差もあるんじゃないかと一部は考える。

もちろん全部にあてはまるわけではないけれど、私なりに解説しようと思う。

問題に人は注目する

私は、人は問題に注目しやすいと思っている。

特に日本人は昔は米を育てて生きてきた。米が無ければ困ったし、米があれば豊かだった。

そして、米があと一日分しか無ければ「問題」と捉え、明日からはどう食糧を蓄えるか、どう生きていくか一生懸命考え考え…どうしよう、どうにかしようと命の為に考え抜いてきた。

だからか、「問題」を感じれば一生懸命考えてしまうのが人である。明日を生き抜くために考えたように。

「問題」を感じれば考えなきゃいけないのが人間だったのだ。それが本能なのだ。

だから、コップ半分の水を「これしかない」と捉えて気にしていれば、周りの人も気になるようになる。だって、そこには「問題」が発生しているから。そして、色んな人が考え出す。

でも、「まだ半分もあるか!」と楽観的に考えればそこに問題意識はない。

だから、そこまで気にすることでもなくなるわけだ。

それが何故、現代の気にする気にしないに関係するのかって?

それは私の友達の例を使って説明させて頂こうと思う。

あの子とその子の違い

私にはAちゃんとBちゃんという友達がいる。

Aちゃんは自分のしたことを何でも気にして、悩みやすい。

Bちゃんはどんなことも気にしない。楽観的。

Aちゃんはコップの水を「これしかない」と考えるタイプだし、Bちゃんは「これだけある」と考えるタイプである。

さて、このふたりが職場で同じ失敗を同じ日にしたとする。

Aちゃんは失敗がショックで気にして気にして、次の日になっても謝ることがあったし、半年後「あんな失敗があった」と思い出して気にするような感じだった。

Bちゃんはというと、もう次の日には忘れていた。その場では謝ったが大したことは無いという顔である。

さて、ここで周りの人は気にしているかと言うと、全く気にしていない。正直次の日になったら忘れている。

でも、数日たってAちゃんのことが気になりだす。

何故なら、Aちゃんがまだ気にしているからだ。そして、Aちゃんが気にすれば気にするほど、問題だと思うほど、周りの人も「問題の行動だったんだ」と思い始める。

そして、気にするAちゃんを見て、面白がって笑う人もいれば、ちょっとちょっかい出す人も出てくる。だって、人は「問題」と感じることに吸い付くようにやってくるものだから。

みんな、問題に対しては敏感で良い意味でも悪い意味でも一生懸命考えてしまうのだ。

このように、同じことが起きても、本人の考え方で周りがすぐ忘れるか、問題として記憶に残るかは変わることがある。

実際に私の友人二人を比べても、「こんなことで気にしないの?」ということもあれば、「こんなことで気にしてるの!?」という差がかなりある。

そして、気にしてないほどどうでもよくなり、周りも案外平気な顔をしていることがある。「そこ気にしないと怒られるんじゃ…」と思うことでも本人が気にしていないので「問題」と捉えることもなく、「まあ、本人がいいならいっか」と相手のペースにのまれてしまうこともある。

不思議なことに気にしている相手ほど、問題だと捉え「どうしてそうなったのか?」や「どうしたらいいのか」「なんでこうしなかったの?」など周りも考え出すことになる。

案外自分の問題だったりする

もちろん自分が悪い訳ではない。

周りがあなたに傷つくことを言うのならそれはあってはならないことだし、周りの人ももちろんいけない。

いじめなどもいじめをする方がおかしいと思う。

ただ、人間は本能的にもしかしたら「問題」に敏感で注目しやすかったりするのかなと思う。

普通は周りの人に自分の気にしていることを言うと驚かれることがほとんどだし、案外周りは自分を気にしていないのは事実ではあると思う。

でも、自分が気にすれば気にするほど、周りの人は良い意味でも悪い意味でも気になりだす。

そして、周りも一生懸命考え出した結果、ちょっかいを出してきたり面白がてしまう人もいるのではないかとちょっと今回は考えてみた。気にしていることに目がいって、もっとそうさせようと酷い言葉を投げる人も時にいるし。

問題だと捉えず、本人が明るくしていればしているほど、周りも気にすることが減るものかもしれない。

私は実際に、気にしている友達に半年前のことを「遊ぶ約束守れなくてごめんね」と言われた。私はそんなこと忘れていた。というかなんとも思ってなかった。普通に仲良くしていたし。

でも、いつまでも友達が気にしているから思い出して、あの頃の気持ちを蘇らせてちょっと腹が立つようになった。

あれって問題だったんだ。考えることだったんだ。

そう思うと、ちょっと友達に対して、「なんで約束破ったの?」という感情が出てきてしまった。

人って気にされると、悪い意味でも良い意味でも気にするのかもしれません。その時の感情思い出しちゃうし。だから、多分、あっけらかんとして、次の日に忘れちゃっても問題ないんだ。

そんなことを感じて、今日は自分の思ったことをそのまま記事にしてみました。

▽大切に生きるをテーマに執筆中▽

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