感情よりも事実を見て生きれば人生が豊かになる?
なんであの人は怒るんだろう
さて、あなたは「どうしてあの人は怒るの?」「なんでこんな辛い思いをしなければいけないの!?」と悲しくなったことはありませんか?
自分が仕事でミスをしてしまった時や、友人関係で上手くいかなかったときなど、感情的になって「辛い」と思うことは誰しもあると思います。
そんな時、「なんで怒るんだ」「私ばかり良くないことが起こる」なんて考えていませんか?
そのあなたの気持ちも確かに大切ですが、あなたの気持ちを大切にする前に、私には一度見て欲しい世界があります。
事実に目を向ければ違う世界が見える
私がまず、目を向けて欲しいこと、それは「事実」です。
あなたの辛い気持や悲しい気持ももちろん大事なのですが、それよりも先に事実に目を向けることで世界は変わるかもしれません。
もちろん、気持ちが大切ではないわけではありません。私は事実とセットで気持ちを大切にして欲しいのです。
例えば、職場でミスをしたとき。怒られてしまったあなた。
「怒られてつらい」「なんでこんな言われなきゃいけなんだ」というあなたの気持ちに目を向ける前に。
「あ、でもミスをしたのは事実だ」「注意してくれたから気づけた事実がある」「言ってくれなければわからなかった」「怒ってくれたおかげて大きなミスを防げた」そう、事実に目を向けたら、違う世界が見えてきませんか?
辛いことも大事なのですが、でもその前に大切な怒られるための「出来事」が起こっているのは「事実」です。まずはそれを受け止めましょう。
そして、その事実があったからこそ、防げたことやポジティブな事実もありますよね。
そう考えると、案外辛くなかったりしませんか?だって、事実なんですもの。それは現実にあったこと。だから受け止めてしっかり考えたら必要だったことなのかもしれませんし、案外あったからこそよかった事実も見えてくるものです。
その事実から逃げてしまうと、現実を見ようとする力が減っていき、気持ちだけで生きてしまう癖が付きます。気持ちだけで生きるようになると「なんで私は一生懸命考えてやっているのにわかってくれないの」とミスをして怒られてしまった時に、ムキになってしまう癖が付きます。
「私は間違ってたから怒ってくれたんだ」そう事実から受け止めることも時には大事なのです。
事実と感情を区別する
ただ、これが出来るようになるには練習が必要です。
普段から事実に目を向けられる人は苦労しませんが、自分の気持ちばかりを大切にして生きているとついつい事実から目をそらしやすいです。
無意識に事実を無視してしまうこともあれば、怖くて事実を見ないようにしている人もいます。
だからこそ、「事実と感情を区別する」練習が必要です。
辛い出来事があった時に今自分はどんな気持ちなのか考えることと、そこで現実に起こった出来事と向き合う癖をつけるようにしましょう。
また、一行日記でいいので毎日の記録を書いた後、マーカーで事実の部分と気持ちの部分を色分けするのも良い練習だと思います。
例えば「今日は帰りに人とぶつかった、悲しかった」という日記なら、「今日は帰りに人とぶつかった」が事実で「悲しかった」が気持ちです。
そんな感じにまずは簡単な部分から、事実と感情の違いについて知ることも良い方法だと思います。
そういう事実があったと受け止める
事実を受け止めるのは簡単ではありません。勇気がいることです。
例えば、離婚や上手くいかなかった受験、思うようにいかない就活。どれも悲しくなりますし、始めは受け止めたくありません。
でも、離婚したのも、受験で落ちたのも、就活が上手くいかないのもどれも事実ですよね?残酷なように思うけれど、でも、「事実だ」と受け止められるようになった時、人は強くなれるし成長できます。
そして、その事実をしっかりと見ることができた時、「じゃあ、どうすればよいのか」を真剣に考え次に進めるんです。
「辛い」「嫌だ」「考えたくない」で生きてしまうと、ただそれは「辛いこと」で終わってしまうんです。
でも、さっき書いたように大事なことだけれど、勇気もいるし心も疲れるし、ショックを受けることであるので簡単にはできないんです。
でも、それができた時、あなたは今までよりもずっと人生が豊かになります。私は実際に「事実」を見るようになってから自分を見つめ直すことができました。
そして、私らしく豊かな人生になっていきました。
時には辛くて受け止めたくないこともあるけれど、そこには事実が必ずあることを忘れないでください。
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