うつ病に支配された4月。

うつ病になって間もなく3年。病気になってから、何度悔しい思いをして、何度絶望的な朝を迎えて、何度もうだめだと思ったかわからない。

それでも少しずつ良くなって未来への希望が見えてきたときに、また一気にうつが戻ってきた。過去で一番か、二番目に酷いうつの波だった。

私は何日もずっと泣き続けて、でもなぜ自分が泣いて、なぜこんなにも体が重くて絶望感でいっぱいなのかわからなかった。でも、それがうつだ。一度なってしまうと、原因が取り除かれても毎日が辛くて死にたくなる。

家族に「気持ちが弱い人もいるからしかたないよ。」みたいなことを言われたけど、そうじゃないんだ。心じゃなくて、全身が生きることを拒絶して、目の前の道が真っ暗になるんだ。

私は他の病気を経験したことがないから多くは語れないけど、でも、うつ病は残酷だと思う。少しずつ、本当に少しずつのぼっていた階段を、ある日突然一番下まで突き落とされる。私の今までの努力はなんだったんだろう。

だけど同時に、人生って本当に不思議なものだと思う。絶望するたびに、真っ暗な場所から連れ出してくれる人がいる。上がってこれるまで待つよって言ってくれる人がいる。そんなときに生きていて良かったって、そんな風に思うのはひどく矛盾しているような気がする。

待っていてくれる人たちのために、もう少しだけ頑張ってみようかな・・・。また頑張れるだけの力が、自分に残っていると良いなぁ・・・。

P.S
絶望感と衝動で、今まで書いた記事を消してしまいました。コメントをくれた方もいたのにごめんなさい。できればまた記事を書いていこうと思っているけど、再度消す可能性もありです。不安定につき、しばらくはコメントをもらっても返信できないと思います。あらかじめご了承ください。

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