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「かわいい」を集めて祭壇にしてみた

いつだったか書いた記事でピンクを身に着けるようにしたら身の回りのものがピンクばかりになったという記事を書いた。好きなものをそばに置いておくとなんだか心が安定するような気がする。部屋に自分の好きなものを飾ってみたり、落ち着くと感じる色でカラーコーディネートしたくなったりする方は多いのではないだろうか。


この時はピンクのものを「集めようと思って集めた」わけではなかったのだが、私には唯一意識して集めているものがある。それは文鳥グッズである。集める理由になった背景には可愛がっていた文鳥が十数年前に死んでしまって以来、母が飼うことを承諾してくれないということがある。気持ちはとてもわかる。けど私の心のうちにあふれる文鳥愛は留まることを知らない。

雑貨屋さんで文鳥ポーチがあったので買ってきたし、デザフェスで文鳥ストラップがあったので買ってきたし、ガチャガチャで文鳥グッズがあったら何度も回す。そうして集めたコレクションを大切に持っていたのだが、とうとう思い立って自分でも何かやってみようと思い始めた。


出来上がったそこは今までこつこつと集めた文鳥グッズが一堂に会する素晴らしいスポットとなっている。一番奥にあるのはひときわ大きいふわふわとしたフェルトでできている文鳥ポーチだ。おそらくペンケースとして作られたであろうものなのでそこそこ大きい。

それを軸に文鳥グッズを配置していくと、まるでたくさんの文鳥達がその大きな文鳥を祀っているかのような空間ができあがった。そしてその場所を「文鳥の祭壇」と呼んでいる。

私は何か作品にはまってもグッズを集めるようなことはあまりない。だけどよく考えたら文鳥グッズには目がないじゃないかと気が付いたのだ。本当は各地で文鳥グッズイベントが開催されていたり、通販などでも文鳥グッズを扱っている方もいるらしい。だがしかし…! とあくまで偶然の出会いにこだわっている。よくわからないけど。


ちなみにどうしてこれが「祭壇」と呼ばれるようになったかというと、Xで誰かキャラクターの誕生日の時にファンの人たちが壁を背にテーブルを置いてばーっとたくさんグッズを並べているのを見たことがきっかけだ。オタクの愛情表現にはしばしば驚かされる。アクリルスタンドと一緒に旅をしたり、写真を撮ってきたりするのだから。


そんなオタクのみなさんたちには到底及ばないものの、オタクでもある私はその素晴らしい知恵を授かってこの場所を作った。ささやかな祭壇ながらもとても満足している。これこそが私にとってのベストプレイス! 家にいる時にたまに眺めては悦に浸っている。うーん、やっぱり可愛いものが集っている場所は最高だ。まさに「かわいいは正義」なのだと思った。

もちろん犬や猫、鳥やハムスターなどそれ以外でもペットを飼っているおうちの方が羨ましいと思う。だけどうちのように事情があって飼えないところもある。そういった時でもこうしたグッズや、ネットで見られる動画や画像など楽しめる場所があるのはいいことだ。


みなさんは何か好きで集めているものはありますか?
よろしかったら教えて下さい!


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