![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93578843/rectangle_large_type_2_c13d441ca00a6ec893e3e79259efe97f.png?width=800)
なりたい自分までの地図を手にした私はちょっぴり強くなれたのかな
誰かを巻き込むと頑張れる。
とある日のノートの片隅に残されていた言葉。
その言葉を教えてくれた人は、「こんなことやってみたい」を口に出してみてからそれに対して届いた「楽しみです」の言葉をモチベーションに頑張るんだと話していた。
いつかそう思える日がくるのかなと、ちょっとした期待も込めて私はその言葉をノートに書き残したのかもしれない。
自分のこと、いま思っていること。素直に口に出すのがとことん苦手な私は、その言葉をすっと受け入れることができなかった。
いざ話してみよう、書いてみよう。そう思えたとしてもやっぱり今の私には、と恥ずかしさや自信のなさからぎゅっとブレーキをかけてしまいあと少しのところまで出かかっていた自分の中にある「やりたい」を心の奥底まで引っ込めてしまっていた。
そう、今までの私はその繰り返し。
そんな私だけれど、この言葉をくれた人のおかげで最近はちょっとずつだけれど「やりたい」を素直に口に出せるようになってきた。でも口に出すのはやっぱりまだ気恥ずかしい。だからnoteにこっそりと書きだしていることのほうが多いのだけれど。
誰かを巻き込むと頑張れる、その言葉がやっと自分の中で腑に落ちたようだ。
***
先月末、私はじぶんジカンさんの「なりたい自分までの地図を描くワークショップ」に参加した。
冒頭に書いたのはじぶんジカンのマツオカさんの言葉。
なりたい自分、私におけるそれはフローリストになること。先日、ふと思い立ってnoteに綴ってみた。不安はある、けれど人生は一度きりだからこそ何の縛りもない今このときを自分のやりたいに全力で注いでみたい。
まだまだこれからな私が伝えられることってあるのかな、花のアカウントをつくりたいと思ってはいるけれどなんとなく躊躇してしまうんです。
そんな不安に対して、マツオカさんは「あかねさんのフローリストへの道、読んでみたいな」と言葉をくれた。
なりたい自分までを描く上で、漠然と抱えていた不安。ある人にとってはそんなことで悩んじゃってと思われてしまうほど小さなことなのかもしれないけれど、そのときの私にとっては一歩踏み出せずにいるほど大きな不安だった。
でも、そんな不安を吐き出させてくれる安心感がある、ここなら大丈夫と思わせてくれる空気感で溢れている。それがじぶんジカンさんのワークショップ。だから私は「なりたい自分」と「それに向けて歩んでいく上でいま抱えている不安」を口に出すことができた。
「せっかくだから、試してみたいこと、いろいろ試してみてほしいな」
メールの最後に添えられていたこの一文も、不安だらけだった私にとってはこれ以上ないほどの励ましとなった。せっかくだもん、そうだよね。大好きなマツオカさんの言葉に溢れんばかりの勇気と元気をもらったワークショップだった。
***
そして始めてみたのがこのアカウント。
まだまだフォロワーさんも投稿数も多くはないけれど、やりながら試行錯誤していこう。いまはそんな気持ち。
たまたま見つけてくれた人に私も頑張ろうって優しさや好きのお裾分けができたらいいなという想いを込めて、投稿をしていけたらと思っている。いずれは自分の作品を載せたい、始めてみてからそんなことも思うようになった。
***
やってみて初めて気づけることがこの世の中にはたくさんある。
このアカウントもその一つだ。
「コメントで写真が意味深くなるんですね、言葉を添える大切さを思いました」「これからいろいろ経験されて自分の夢を目指して素敵な世界観を築いていってくださいね」
投稿しはじめて数日、フォロワーたった数人のアカウントにこんなにも心温まるコメントが届いていた。インスタだけではなく、noteにもたまにコメントをもらうことがある。
その言葉が手元に届くたび、私は心がじんわりと温まっていくのを感じて、よし頑張ろうと元気をもらう。私は一人じゃないんだ、心細くなんかないんだ、そう思えるだけで人って頑張れるものだ。
そんな出来事から、ワークショップのときにはなんとなく受け入れられずにいた誰かを巻き込むと頑張れるという言葉もいまでは分かる気がするなと思えるようにまでなった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93578925/picture_pc_558c474c7af6848e911f8891bb919c1c.png?width=800)
ワークショップ後の私は、いつにも増して行動力で溢れていた。
ほかの参加者さんからおすすめされた本を読んでみたり、実際に現場で働かれているフローリストさんから話を聞いてみたり、学校の先生に相談してみたり、気になる書籍や雑誌には目を通してみたり、そして新しくアカウントをつくって0から発信を始めてみたり。
とりあえずやってみよう、そんな気持ちで自分と向き合ってみたら不安だらけだった先月と比べて今月はだいぶ気持ちが晴れたような気がしている。
とはいえまだまだ頑張らないといけないことだらけだし、スタートラインに立てたかなまだ立ててないかなって段階なわけで。でも気持ちは前向き、それがいまこうして文章を綴れている理由なのかもしれない。
なりたい自分までの地図を手にした私はちょっぴり強くなれたのかな、少しずつでもいいから自分の足で一歩一歩進んでいきたい。
***
最後に、今回もたくさんの気づきとそっと寄り添ってくれる優しさをありがとうございました。じぶんジカンさんと出会えて本当によかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。
日々の楽しみに使わせていただきます!